30秒トリアージ:あなたの頭痛はどの窓口?

受付での問診と同じ順番で、3つの質問に上から答えてください。当てはまった行き先が、あなたの頭痛の「今日行くべき窓口」と「読むべきページ」です。

Q1
上の「危険サイン」に1つでも当てはまる?
はい
このページを閉じて、救急(119)または脳神経外科・脳神経内科へ。整骨院で様子を見てはいけない頭痛です。
いいえ → Q2へ
Q2
頭痛に「きっかけ・お供」はある?
ズキンズキン脈打つ・吐き気・光や音がつらい
片頭痛の可能性。まず医療機関で診断を受けたうえで、鍼灸の併用が選択肢になります。頭痛・片頭痛の総合解説
雨や台風の前に出る
気圧変動が誘因の「天気頭痛(気象病)」タイプ。気象病・天気による不調の解説
今日の福岡のリスクは無料ツール「気圧頭痛予報」で確認できます
ひどい肩こり・首こりとセット
首肩の筋緊張が引き金の緊張型頭痛タイプ。整骨院の得意分野です。頭痛を伴うひどい肩こりの解説
目の疲れ・PC作業のあとに出る
眼精疲労からくる頭痛タイプ。目の奥の重さ・かすみを伴う方はこちら。眼精疲労と頭痛の解説
どれとも言えない → Q3へ
Q3
今、何を知りたい?
頭痛の全体像を知りたい
タイプ判定・原因6分類・当院の施術内容まで一番詳しい総合ページ。頭痛・片頭痛の総合解説
薬以外の方法を探している
緊張型頭痛・片頭痛に鍼治療が向く理由と作用の仕組みを鍼灸師が解説。頭痛と鍼治療の解説
まず自分でケアしたい
頭痛タイプ別のツボ6つと押し方のコツ。今すぐ自宅でできます。頭痛のツボの解説
⚠️ 複数当てはまる・判断がつかない場合は、自己判断で決めつけず当院までご相談ください。問診でタイプを確認し、必要に応じて医療機関の受診を先にご案内します。

頭痛で整骨院に行っていい?

「頭痛くらいで整骨院に行っていいのかな」——実はとても多いご質問です。答えは「タイプによる」で、判断基準ははっきりしています。

整骨院が選択肢になるのは、首肩の筋緊張・姿勢・目の疲れが背景にある緊張型頭痛のタイプです。頭全体や後頭部が締めつけられるように重く痛み、肩こり・首こりを伴い、夕方やデスクワーク後に悪化する——このパターンは、僧帽筋や後頭下筋群といった筋肉の緊張が引き金で、レントゲンやMRIには映りません。だからこそ「病院で異常なしと言われたのに頭痛が続く」という状況が生まれます。筋肉・姿勢という原因側に手技療法と鍼灸で直接アプローチできるのが、整骨院・鍼灸院の役割です。

📚 緊張型頭痛への鍼治療のエビデンス

緊張型頭痛に対する鍼治療は、12件の試験(計2,349名)をまとめたコクラン・レビューで、頭痛が半分以下に減った人の割合が通常ケア群より高く(鍼治療48%/通常ケア19%)、偽鍼(プラセボ)と比べても上回ったと報告されています(Linde K, et al. Cochrane Database of Systematic Reviews 2016, CD007587)。

一方、片頭痛が疑われる場合は「まず医療機関、そのうえで併用」が正しい順番です。片頭痛は脳の血管や神経の働きが関わる頭痛で、診断と急性期治療薬・予防薬の判断は医療機関にしかできません。そのうえで、片頭痛の予防における鍼治療は22件の試験(計4,985名)のレビューで薬物予防療法と同等の結果が報告されており、「薬を減らしたい」「予防的に整えたい」という方の併用先として当院をご利用いただけます。当院の鍼灸施術は、在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)が担当します。

頭痛の3タイプの見分け方・原因の6分類・当院の施術の流れは、頭痛・片頭痛の総合解説ページに一番詳しくまとめています。

病院に行くべき頭痛は?(整骨院と病院の使い分け)

頭痛で医療機関を優先すべきケースは、大きく2つです。

  1. 危険サインのある頭痛(最優先・救急も検討):ページ上部に挙げた、突然の激しい頭痛(雷鳴頭痛)・麻痺やろれつ困難などの神経症状・発熱と首の硬直・頭部打撲後の頭痛・進行性の頭痛。くも膜下出血・脳出血・髄膜炎などの二次性頭痛を除外する必要があり、時間との勝負になることがあります。
  2. 診断がついていない繰り返す頭痛:片頭痛か緊張型か群発頭痛かで治療がまったく変わるため、月に何度も頭痛がある方・市販薬の頻度が増えている方は、一度は頭痛外来・脳神経内科での診断をおすすめします。特に鎮痛薬を月10日以上使う状態が続くと、薬そのものが頭痛を招く「薬剤の使用過多による頭痛」につながることが知られています。

逆に、診断や検査で大きな異常がなく、肩こり・姿勢・疲れとともに繰り返す頭痛は、病院で「様子を見ましょう」となりやすい領域で、ここが整骨院の出番です。病院と整骨院は対立ではなく役割分担——検査・診断・投薬は病院、筋肉・姿勢・自律神経へのアプローチは当院、と使い分けるのが賢い選択です。当院でも問診で危険サインの有無を必ず確認し、疑わしい場合は施術より先に受診をご案内しています。

天気で頭痛が出るのはなぜ?

「雨の前の日に決まって頭が痛くなる」「台風が近づくとダメ」——福岡でも梅雨や台風シーズンに急増するご相談です。気圧の変動を内耳のセンサーが感じ取り、自律神経のバランスが乱れることで、頭痛やめまい・だるさが誘発されやすくなると考えられています。片頭痛をもつ方では、気圧変化が発作の誘因になることが知られており、「天気頭痛」「気象病」と呼ばれます。

天気は変えられませんが、対策はできます。ポイントは2つです。

📱 無料ツール「福岡の気圧頭痛予報」

福岡の気圧予報から、今日〜14日先までの頭痛リスクの目安をチェックできる当院製の無料ツールです。警戒日の事前把握と痛みメモの記録ができ、スマホのホーム画面にも追加できます。

気圧頭痛予報を見てみる →

気象病のメカニズムと鍼灸・ツボでの対策は、気象病・天気による不調の解説ページで詳しくまとめています。

肩こりからの頭痛は改善できる?

肩こりを伴う頭痛は、当院の頭痛相談の中で最も多いパターンです。デスクワークやスマホ姿勢で首肩の筋肉(僧帽筋・後頭下筋群・胸鎖乳突筋など)が緊張し続けると、後頭部の神経や血流に影響して、締めつけられるような頭痛につながります。これが緊張型頭痛の典型で、「肩こりがひどくなると頭痛が来る」「マッサージすると一時的に楽」という方はこのタイプの可能性が高いといえます。

このタイプの改善のカギは、頭痛そのものではなく「引き金になっている首肩の状態」へのアプローチです。当院では、柔道整復師の手技で頸椎・骨格のバランスを整え、在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)がマッサージでは届きにくい深部の筋肉に鍼でアプローチする複合施術で、頭痛が起きにくい状態づくりを目指します。前述のとおり、緊張型頭痛への鍼治療はコクラン・レビューでも頭痛頻度の減少が報告されています。

「頭痛を伴うほどのひどい肩こり」に絞った解説は頭痛を伴うひどい肩こりのページへ。目の疲れ・目の奥の重さから頭痛につながっている方は眼精疲労の解説ページもあわせてご覧ください。まず自宅で何かしたい方には、頭痛タイプ別のツボ解説もご用意しています。

頭痛の施術に保険は使える?

正直にお伝えします。整骨院(接骨院)で健康保険が使えるのは、原因のはっきりした急性・亜急性のケガ(捻挫・挫傷・打撲など)に限られます。したがって——

「頭痛でも保険で通えます」といった案内は制度上正しくありません。当院では初回の問診で状態をうかがい、保険適用の可否と料金を施術前に明確にご説明します。判断に迷う場合は、お電話・LINEで事前にお気軽にご確認ください。

あなたの「頭痛」を専門ページで詳しく

このページをお読みの方には、こちらの専門施術ページが特に役立ちます。鍼灸×整骨×城南区の当院ならではの根本改善を目指すアプローチをご案内します。

▶ 頭痛・片頭痛の鍼灸×整骨施術 薬に頼らない根本改善を目指す・自律神経からのアプローチ → ▶ 自律神経の乱れからくる不調に 天気頭痛・めまい・不眠を伴う方への鍼灸ケア →

どこに行くべきか迷ったら
長丘はりきゅう整骨院へ

福岡市城南区・南区・早良区から多数来院。
Google口コミ★4.9の実績。
柔道整復師の院長と国家資格をもつ鍼灸師が、
あなたの頭痛のタイプを見極め、
必要なら医療機関の受診も含めてご案内します。

営業時間:月火木金土日祝 09:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)
住所:福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F

よくある質問(FAQ)

頭痛で整骨院に行ってもいいですか?
危険なサイン(突然の激しい頭痛・麻痺・発熱を伴う頭痛など)がないことが前提です。そのうえで、首肩の筋緊張や姿勢が背景にある緊張型頭痛は、整骨院での手技療法や鍼灸によるアプローチの対象になります。緊張型頭痛への鍼治療は12試験・計2,349名のコクラン・レビューで頭痛頻度の減少が報告されています。片頭痛が疑われる場合は、医療機関での診断・治療との併用をおすすめします。
すぐ病院に行くべき頭痛はどんな頭痛ですか?
今までに経験のない突然の激しい頭痛(雷鳴頭痛)、手足の麻痺・ろれつが回らない・意識がもうろうとするなどの神経症状を伴う頭痛、発熱や首の硬直を伴う頭痛、頭を打った後の頭痛、日ごとに悪化する頭痛は、くも膜下出血・脳出血・髄膜炎などの可能性があるため、整骨院ではなく救急または脳神経外科・脳神経内科をすぐに受診してください。
天気が崩れると頭痛が出るのはなぜですか?
気圧の変動が内耳のセンサーを刺激し、自律神経のバランスが乱れることで頭痛が誘発されやすくなると考えられています。片頭痛をもつ方では気圧変化が発作の誘因になることが知られています。当院の無料ツール「気圧頭痛予報」で福岡の頭痛リスクの目安を事前に確認でき、首肩の緊張緩和と自律神経への鍼灸アプローチを組み合わせたケアを行っています。
肩こりからくる頭痛は整骨院で改善できますか?
肩こりを伴う頭痛の多くは、首肩の筋緊張が関わる緊張型頭痛のタイプで、筋緊張・姿勢・目の疲れといった原因側にアプローチできる整骨院・鍼灸院の得意分野です。当院では柔道整復師の手技と、在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)による鍼灸を組み合わせ、頭痛が起きにくい状態づくりを目指します。
頭痛の施術に健康保険は使えますか?
整骨院で健康保険が使えるのは、原因のはっきりした急性・亜急性のケガ(捻挫・挫傷・打撲など)に限られます。慢性的な頭痛や肩こり由来の頭痛そのものは保険適用外(自費施術)です。寝違えなど首のケガに伴う症状は適用になる場合があるため、ご自身のケースが対象かどうかは来院時・お電話でご確認ください。

頭痛の関連ページ一覧(コラム6本+ツール1本)

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頭痛の全体像・当院の施術を知りたい頭痛・片頭痛の総合解説
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出典・参考文献
  1. Sakai F, Igarashi H. "Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey." Cephalalgia, 1997;17(1):15-22. PMID: 9051330(日本の片頭痛有病率8.4%・約7割が医師未受診)
  2. Linde K, et al. "Acupuncture for the prevention of tension-type headache." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, Issue 4, CD007587.(12試験・2,349名)
  3. Linde K, et al. "Acupuncture for the prevention of episodic migraine." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, Issue 6, CD001218.(22試験・4,985名)
  4. Headache Classification Committee of the International Headache Society. 国際頭痛分類第3版(ICHD-3), 2018.(一次性・二次性頭痛の分類)
  5. 日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会 監修「頭痛の診療ガイドライン2021」(危険な頭痛のサイン・薬剤の使用過多による頭痛の考え方)