頭痛 どこに行く?整骨院と病院の使い分け|福岡市城南区の症状別ナビ
日本人の片頭痛有病率は8.4%と報告されています(Sakai & Igarashi, Cephalalgia 1997・全国調査4,029名)。頭痛はまず「行き先」を分けるところからです。突然の激痛や麻痺をともなうなら救急、ズキンと脈打つ片頭痛は医療機関が主役、首肩のこりが背景の緊張型頭痛なら整骨院が選択肢になります。長丘はりきゅう整骨院はこの見極めからご案内します。
① 命に関わる頭痛——経験したことのない激痛が急にきた、手足が動かしにくい、熱とともにうなじが硬い。このどれかがあるなら、整骨院ではなく救急や脳神経外科へ。
② 片頭痛——頭の片側がズキンズキンと脈打ち、吐き気や、光・音・においがつらくなる。診断と薬の判断は医療機関にしかできないため、そちらが主役で、当院は補助的な立場です。
③ 緊張型頭痛——後頭部から頭全体が締めつけられ、肩や首のこりとセットで、夕方やデスクワーク後に強くなる。この背景にある筋肉のこわばりや姿勢は画像に映らないため、手技と鍼灸を扱う当院の担当領域です。
③にあてはまりそうなら、このまま読み進めてください。当院がどう見極め、どんな順番で施術を組み立てるかをご説明します。
| 保険の適用 | 頭痛そのもの ×(自費)/寝違えなど首のケガに伴うもの △ 保険が使えるのは急性・亜急性のケガに限られます。どちらに当たるかは初回にご説明します。 |
| 通院回数の目安 | 慢性の頭痛は3〜6ヶ月(週1〜2回)が目安 当院の基本ペースです。状態により変わります(初回にご説明します)。 |
| 受診の目安 | 突然の激痛・麻痺・発熱+首の硬直 → 救急や脳神経外科が先 下の危険サインに1つでも心当たりがあれば、施術より医療機関が優先です。 |
| 統計データ | 日本人の片頭痛有病率は8.4%(Sakai & Igarashi, Cephalalgia 1997・全国調査4,029名) 同じ調査では、片頭痛をもつ人の69.4%が一度も医師に相談していませんでした。 |
- 今までで最悪の、突然の激しい頭痛(すぐ救急へ・くも膜下出血の可能性)
- 発熱と首の硬直がある(うなじが硬くて曲げられない)
- 手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない
- 頭痛が日ごとに悪化していく
- 50歳を過ぎて初めて出たタイプの頭痛
1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へ。
当院は、柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み立てる複合アプローチで対応します。
「病院と整骨院、どちらに行けばいいのか」というご相談でも歓迎します
こんな頭痛のお悩みはありませんか?
- 夕方になると後頭部が重くなり、頭に輪をはめられたような感じがする
- 肩や首がこってくると、決まって頭が痛くなる
- 市販の痛み止めを飲む回数が、以前より増えてきた
- CTやMRIで「異常なし」と言われたのに、頭痛だけは続いている
- 雨や台風が近づくと、決まって頭が痛む
- パソコン作業のあと、目の奥から頭にかけて重くなる
- 頭痛のせいで、仕事や家事の予定を変えたことがある
- 何科に行けばいいのか分からず、そのままにしている
3つ以上当てはまる方は、頭ではなく「首肩の状態」に引き金が残っているかもしれません。
LINEで症状を相談する(無料)なぜ、その頭痛は何度も戻ってくるのか?
緊張型の頭痛が繰り返される理由は、痛みを感じているのが頭でも、引き金は首肩の筋肉や姿勢にあることが多いからです。痛み止めは頭に届く信号を抑える手当てで、引き金そのものが残っていれば、薬が切れたころにまた同じ痛みが戻ってきます。
デスクワークやスマホの姿勢が続くと、頭を支える僧帽筋・後頭下筋群・胸鎖乳突筋がこわばり続けます。この状態は、後頭部の神経や血流に影響して、締めつけられるような痛みにつながります。
やっかいなのは、この筋肉のこわばりや猫背・巻き肩といった姿勢のクセが、レントゲンにもMRIにも映らないことです。「検査では異常なし」と言われた方が行き場を失うのは、そのためです。
もう一つの落とし穴が、頭痛のタイプを取り違えたまま対処してしまうことです。片頭痛の最中に首肩をもみほぐすと、かえって痛みが強まることがあります。
逆に、緊張型の頭痛に安静だけで対応しても、こわばった筋肉はゆるみません。同じ「頭が痛い」でも、必要な手当ては正反対になることがある——ここが頭痛のむずかしいところです。
だから当院では、施術に入る前にタイプの切り分けに時間をかけます。どんな順番で進めるのかを、ここからご覧ください。
なぜ当院で頭痛の改善が期待できるのか?——見極めから再発予防まで
当院ではまず問診で「医療機関が先か、施術の対象か」を切り分け、そのうえで首肩の緊張をゆるめる手技と、深部の筋肉・自律神経に届く鍼灸を組み合わせます。担当するのは柔道整復師と、国家資格をもつ鍼灸師です。




当院が選ばれている6つの理由





医師・専門家・メディアからの評価



医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。


頭痛は整骨院と病院どっちに行くべき?
上の危険サインに1つでも心当たりがあれば、迷わず救急・脳神経外科へ。心当たりがなく、肩や首のこりとセットで繰り返す頭痛なら、整骨院が選択肢になります。診断がまだついていない頭痛は、一度は頭痛外来・脳神経内科で確かめておくと安心です。
医療機関を優先すべきケースは、大きく2つに分けられます。
- 命に関わる可能性がある頭痛:くも膜下出血・脳出血・髄膜炎などが背景にある頭痛は、時間との勝負になることがあります。ここは救急の領域で、整骨院で様子を見てよい場面ではありません。
- 診断がついていない、繰り返す頭痛:片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛では、必要な治療がまったく違います。月に何度も痛む方は、一度は頭痛外来や脳神経内科で確かめておくことをおすすめします。
反対に、検査で大きな異常が見つからず、こりや疲れとともに繰り返す頭痛は、病院で「様子を見ましょう」となりやすい領域です。ここが整骨院の出番になります。
病院と整骨院は取り合いではなく分担で、画像検査・診断・投薬は病院、筋肉と姿勢と自律神経への手当ては当院、という使い分けが現実的です。当院でも問診で危険サインの有無を毎回確かめ、疑わしいときは受診を先にご案内しています。
頭痛でご相談にみえる方には、「脳の検査を受けて異常はないと言われたが、頭痛は続いている」という経緯が目立ちます。そのまま首肩を触らせていただくと、後頭部の付け根や肩甲骨の内側にはっきりとした硬さが残っている方が多い、というのが日々の施術での実感です。
※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。
緊張型頭痛と片頭痛は何が違う?
見分けの軸は「痛み方」と「動いたときにどうなるか」です。緊張型頭痛は頭全体が締めつけられるように重く、体を動かしてもさほど変わりません。片頭痛は片側がズキンズキンと脈打ち、階段の上り下りなどで悪化し、吐き気や光・音のつらさを伴います。
- 緊張型頭痛:後頭部から頭全体が輪をはめられたように重い。肩こり・首こりとセットで、夕方や長時間のデスクワーク後に強まる。整骨院・鍼灸院の対象になるタイプです。
- 片頭痛:頭の片側(両側のこともあります)がズキンズキンと脈打ち、数時間から数日続く。動くと悪化し、吐き気・光や音・においがつらくなる。暗く静かな場所で横になりたくなるのが典型です。
この違いが大事なのは、やってよいことが逆になるからです。緊張型頭痛では首肩をゆるめて血流を促すことが助けになりますが、片頭痛の発作中に同じことをすると、拍動する痛みがかえって強まることがあります。片頭痛が疑われる方には、まず医療機関で診断と発作時の薬の相談を——そのうえで、発作の起きにくさをねらったケアとして当院をご利用いただく、という順番をおすすめしています。
両方が混ざっている方も少なくありません。タイプの見分け方と原因の分類は頭痛・片頭痛の総合解説ページで詳しくまとめています。肩こりのほうが主役だと感じる方は肩こりの症状ページ、首の痛みや動かしにくさを伴う方は首・肩の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。
天気が崩れると頭痛が出るのはなぜ?
気圧の変動を内耳のセンサーが感じ取り、自律神経のバランスが揺れることで頭痛が誘発されやすくなると考えられています。特に片頭痛をもつ方では、気圧の変化が発作の引き金のひとつになることが知られています。
「雨の前の日に決まって痛くなる」「台風が近づくとだめ」——福岡でも梅雨と台風の時期に一気に増えるご相談です。天気そのものは変えられませんが、打ち手は2つあります。
- いつ来るかを先に知っておく:気圧の谷が来る日を前もって把握できれば、予定の詰め方を変えたり、早めに休息をとったりといった備えができます。
- 揺れに強い状態にしておく:首肩の緊張をゆるめ、自律神経のバランスを整えておくことで、同じ気圧の変化でも影響を受けにくい状態を目指します。当院では鍼灸と手技を組み合わせて、この土台づくりを行っています。
福岡の気圧予報から、今日〜14日先までの頭痛リスクの目安を確認できる当院製の無料ツールです。警戒日の事前チェックと痛みメモの記録ができ、スマホのホーム画面にも追加できます。
気圧頭痛予報を見てみる →気象病の仕組みと、天気の崩れに備えるツボ・鍼灸でのケアは気象病・天気による不調の解説ページにまとめています。めまいやだるさも一緒に出る方はめまいの解説ページ、眠りの浅さや動悸を伴う方は自律神経の乱れの解説ページもどうぞ。
頭痛に鍼灸は効く?
緊張型頭痛では、通常のケアに鍼を加えた大規模試験で、頭痛の日数が半分以下に減った人の割合が高かったと報告されています。片頭痛の予防でも、鍼が薬による予防療法に見劣りしない結果が示されています。当院の鍼灸は在籍の鍼灸師が担当します。
緊張型頭痛への鍼治療をまとめた2016年のコクラン・レビュー(Linde K, et al. CD007587・12試験/計2,349名)では、そのうち通常のケアに鍼を追加した2件の大規模試験で、頭痛の日数が半分以下に減った人が鍼を受けた群で100人中48人、通常のケアのみの群で100人中17人でした。片頭痛の予防を扱った同年のレビュー(Linde K, et al. CD001218・22試験/計4,985名)では、3ヶ月の時点で同じ基準を満たした人が鍼の群で100人中57人、薬による予防療法の群で100人中46人と報告されています。いずれもエビデンスの確実性は中〜低と評価されており、効果の大きさには幅があります。
| 研究名 | 対象人数 | 結果(限界含む) |
|---|---|---|
| コクラン・レビュー 緊張型頭痛(Linde K, et al. 2016・CD007587) | 12試験・計2,349名 | 通常のケアに鍼を追加した2件の大規模試験で、頭痛の日数が半分以下に減った人は鍼の群で100人中48人、通常のケアのみの群で100人中17人。限界:エビデンスの確実性は中〜低。 |
| コクラン・レビュー 片頭痛予防(Linde K, et al. 2016・CD001218) | 22試験・計4,985名 | 3ヶ月時点で同じ基準を満たした人は鍼の群で100人中57人、薬による予防療法の群で100人中46人。限界:エビデンスの確実性は中〜低で、効果の大きさには幅がある。 |
| Sakai & Igarashi, Cephalalgia 1997(全国調査) | 4,029名 | 日本人の片頭痛有病率は8.4%。同じ調査では、片頭痛をもつ人の69.4%が一度も医師に相談していなかった。 |
鍼が向いているのは、指では押し分けにくい深さにある筋肉です。頭痛では、頭蓋骨のすぐ下で目の動きと連動する後頭下筋群がその代表で、ここのこわばりは表面からのマッサージでは届きにくいところです。加えて、自律神経のバランスに働きかけられる点も、天気や睡眠で頭痛が揺れる方には意味を持ちます。
当院は院名のとおり鍼灸を柱とする整骨院で、鍼灸施術は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)が担当します。柔道整復師の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み合わせられることが強みです。鍼が初めての方向けの説明を含め、頭痛×鍼灸の解説ページで鍼灸師が詳しく解説しています。
整骨院の頭痛施術に保険は使える?
健康保険が使えるのは、原因のはっきりした急性・亜急性のケガに限られます。慢性的な頭痛や、肩こりから続く頭痛そのものへの施術は保険適用外(自費施術)です。寝違えなど首のケガに伴うケースは対象になる場合があります。
- 保険適用外(自費施術)の例:繰り返す緊張型頭痛、天気で悪化する頭痛、目の疲れから続く頭痛など、ケガによらない頭痛への施術
- 保険適用になり得る例:寝違え(頸部捻挫)のように、いつ・何をして痛めたかがはっきりしている首のケガへの施術
「頭痛でも保険で通えます」という案内は、制度上は正しくありません。当院では初回の問診で状態をうかがい、どちらに当たるのかと料金を施術前にご説明します。判断に迷う場合は、お電話・LINEで事前にご確認ください。
頭痛に自分でできる対処はある?(ストレッチ・ツボ)
緊張型の頭痛に自分でできることは、①同じ姿勢を30分以上続けない ②肩甲骨を動かして首の付け根をゆるめる ③画面から目を離す時間を作る、の3つが軸です。ズキンズキンと脈打つ発作の最中は、首肩をもむのではなく暗く静かな場所で休むほうが向いています。
- 同じ姿勢を30分以上続けない:立ち上がって数歩歩くだけでも、頭を支え続けていた筋肉が一度リセットされます。
- 肩甲骨から動かす:首だけを回すより、肩甲骨を寄せて下げる動きのほうが、頭の付け根の緊張はゆるみやすくなります。
- 目を休ませる:画面を見続けると後頭下筋群が働きっぱなしになります。遠くを見る数十秒をはさんでください。
やり方の手順と秒数は頭痛ストレッチの解説ページに、自分で押せるツボの位置と押し方は頭痛のツボの解説ページにまとめています。スマホ姿勢が思い当たる方はスマホ首のセルフチェック、目の奥の重さが強い方は眼精疲労の解説ページもどうぞ。セルフケアで変化がない、あるいはかえってつらくなる場合は、原因が自分の手では届かない場所にある合図です。
よくある質問(FAQ)
国際頭痛分類(ICHD-3)では、市販の鎮痛薬を月15日以上、トリプタンや複合鎮痛薬を月10日以上使う状態が3ヶ月を超えて続く場合に「薬剤の使用過多による頭痛」を考えるとされています。当院は診断や薬の判断は行わず、首肩の緊張という別の入口からのケアを担当します。
どこに行くべきか迷ったら
長丘はりきゅう整骨院へ
福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。必要であれば、医療機関の受診を先にご案内します。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)
- Sakai F, Igarashi H. "Prevalence of migraine in Japan: a nationwide survey." Cephalalgia, 1997;17(1):15-22. PMID: 9051330(全国4,029名・片頭痛有病率8.4%/69.4%が医師に未相談)
- Linde K, et al. "Acupuncture for the prevention of tension-type headache." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, Issue 4, CD007587.(12試験・2,349名/通常ケア追加の2試験で48対17)
- Linde K, et al. "Acupuncture for the prevention of episodic migraine." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, Issue 6, CD001218.(22試験・4,985名/3ヶ月時点で57対46)
- Headache Classification Committee of the International Headache Society. 国際頭痛分類 第3版(ICHD-3), 2018.(一次性・二次性頭痛の分類、薬剤の使用過多による頭痛の基準)
- 日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会 監修「頭痛の診療ガイドライン2021」(危険な頭痛のサインの考え方)

施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|院長の経歴・想いはこちら ›
最終更新日:2026年9月7日
