鍼 効果 福岡市城南区|鍼で研究が分かっていること・まだ分かっていないことを症状別に

監修:院長 河野太朗(柔道整復師)|鍼に関する記述は在籍のはり師・きゅう師(国家資格)の監修協力

はり師が鍼を用いる様子|鍼の効果を説明する福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
研究で分かっている
鍼の効果
鍼の効果を知りたい福岡市城南区の方へ、まず結論から

鍼の効果は、症状によって分かっている度合いが違います。2018年に39の試験・20827名の個人データをまとめた研究では、腰や首の痛み・変形性関節症・慢性の頭痛・肩の痛みで、鍼は鍼をしない場合や形だけの鍼より痛みを減らし、1年後も効果の約85%が残っていました。ただし、形だけの鍼との差は小さく、研究が少ない症状もあります。

このページでは、研究で分かっていること・分かっていないことを症状別に整理し、当院で鍼をどう使うかをお伝えします。

⚠️ 先に確認:この症状なら、鍼灸院ではなく医療機関へ

鍼の効果は、研究でどこまで分かっていますか?

一番まとまった研究があるのは、長く続く痛み(腰・首・関節・頭痛・肩)です。そのほかの症状は、研究の数や大きさがまちまちです。

📚 研究で分かっていること

2018年の研究は、39の試験に参加した20827名の個人データをまとめたものです。腰や首の痛み、変形性関節症、慢性の頭痛、肩の痛みのどれでも、鍼は「鍼をしない」場合と「形だけの鍼」の両方より痛みを減らしていました。

効果は1年後も約85%が残っていました。一方で、形だけの鍼との差は、鍼をしない場合との差より小さいものでした(Vickers AJ ら, J Pain. 2018)。

片頭痛の予防については、2016年のコクランレビューが22の試験(4985名)をまとめています。頭痛の回数が半分以下になった人は、鍼の組で41%、鍼をしない組で17%でした。形だけの鍼との比べでは50%対41%と、差は小さくなっていました(Linde K ら, Cochrane Database Syst Rev. 2016)。

症状研究で分かっていること
腰・首の痛み、変形性関節症、慢性の頭痛、肩の痛み痛みが減り、1年後も効果の約85%が残る(39試験・20827名)
片頭痛の予防回数が半分以下になった人:鍼41%・鍼なし17%(22試験)
形だけの鍼との比べ差はあるが小さい
こむら返り・モートン病・産後の腰痛など試験が少ない・小さい・見つからない

当院では、症状ごとに鍼で研究が分かっていること・分かっていないことをページにまとめています。

当院では、鍼をどう使いますか?

鍼だけで済ませず、手技や運動と組み合わせるのが当院の基本です。鍼を刺すのは、はり師・きゅう師の資格をもつ担当者です。

初回に、症状・続いている期間・飲んでいる薬を確かめ、その症状について研究で分かっていることをお伝えしてから、鍼を使うかどうかを一緒に決めます。鍼が苦手な方は、お灸や手技だけにもできます。

通院の目安:急に痛めた場合は約1か月・週2〜3回、長く続く症状は3〜6か月・週1〜2回が当院での目安です(状態により変わります)。初診は60〜90分、2回目以降は30〜60分です。

鍼にはどんなリスクがありますか?

多いのは鍼を刺した所の小さな出血やあざです。ドイツで229,230名(約23万名)を調べた研究では、何らかの副作用を伝えた人が8.6%、出血やあざが6.1%でした。

同じ研究では、治療が必要になった副作用は2.2%でした(Witt CM ら, Forsch Komplementmed. 2009)。血をさらさらにする薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、初回にお知らせください。

料金と、問い合わせ先は?

料金は料金ページに載せています。鍼灸施術の内容は鍼灸院のページでもご覧いただけます。

その症状で鍼が合うかを、
確かめるところから

症状といつから続いているかを、お電話かLINEでお知らせください。鍼の研究で分かっていることと、来院してよい状態かをお返しします。

福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)

出典・参考文献
  1. Vickers AJ, Vertosick EA, Lewith G, et al. "Acupuncture for Chronic Pain: Update of an Individual Patient Data Meta-Analysis." J Pain, 2018;19(5):455-474.(39試験・20827名の個人データ。筋骨格系の痛み・変形性関節症・慢性頭痛・肩の痛みのいずれでも鍼は偽鍼と鍼なしの両方を上回った(差は鍼なしと比べ約0.5SD、偽鍼と比べ約0.2SD)。1年後の効果の低下は約15%)|PMID: 29198932|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29198932/
  2. Linde K, Allais G, Brinkhaus B, et al. "Acupuncture for the prevention of episodic migraine." Cochrane Database Syst Rev, 2016;(6):CD001218.(22試験・4985名。頭痛の頻度が半分以下になった割合:鍼41%対鍼なし17%、鍼50%対偽鍼41%、3か月後に鍼57%対予防薬46%。中程度の質のエビデンス)|PMID: 27351677|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27351677/
  3. Witt CM, Pach D, Brinkhaus B, et al. "Safety of acupuncture: results of a prospective observational study with 229,230 patients and introduction of a medical information and consent form." Forsch Komplementmed, 2009;16(2):91-97.(副作用の報告8.6%、治療を要したもの2.2%、出血・血腫6.1%)|PMID: 19420954|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19420954/

※これらは施術効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

最終更新日:2026年10月14日

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