鍼灸とは 福岡市城南区|鍼と灸のしくみ・誰が行えるか・研究で分かっていること

監修:院長 河野太朗(柔道整復師)|鍼灸に関する記述は在籍のはり師・きゅう師(国家資格)の監修協力

はり師が鍼を用いる様子|鍼灸とは何かを説明する福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
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鍼灸とは
鍼灸とは何かを知りたい福岡市城南区の方へ、まず結論から

鍼灸とは、細い鍼で体を刺激する「はり」と、もぐさの熱で刺激する「きゅう」を使う施術です。行えるのは医師と、国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受けたはり師・きゅう師です。39の試験・20827名をまとめた研究では、腰や首などの長く続く痛みが鍼で減っていました。ただし、形だけの鍼との差は小さく、分かっている度合いは症状によって違います。

このページでは、鍼と灸のしくみ、誰が行えるのか、研究で分かっていること、リスク、当院での鍼灸の使い方をお伝えします。

⚠️ 先に確認:この症状なら、鍼灸院ではなく医療機関へ

鍼と灸は、それぞれ何をするものですか?

鍼は、髪の毛ほどの細い鍼を体のツボや筋肉に刺して刺激します。灸は、よもぎから作った「もぐさ」を燃やし、その熱で刺激します。

鍼と灸は、別々に使うことも、組み合わせることもあります。どちらを使うかは、症状と体の状態、本人の希望を見て決めます。

鍼灸は、誰が行えるのですか?

鍼灸を仕事として行えるのは、医師と、はり師・きゅう師の免許をもつ人だけです。法律で決められています。

📚 法律と国の決まりで分かっていること

法律の第1条で、医師以外の人がはり・きゅうを仕事にするには、はり師免許・きゅう師免許を受けなければならないと定められています(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)。

はり師・きゅう師になるには、国が認めた学校や養成施設で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。そのうえで名簿に登録され、厚生労働大臣の免許を受けます(厚生労働省)。

決まり中身
鍼灸を仕事にできる人医師、はり師・きゅう師の免許をもつ人
学ぶ期間国が認めた学校・養成施設で3年以上
試験と免許国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける

鍼灸の効果は、研究でどこまで分かっていますか?

一番まとまった研究があるのは、長く続く痛み(腰・首・関節・頭痛・肩)です。そのほかの症状は、研究の数や大きさがまちまちです。

2018年の研究は、39の試験・20827名の個人データをまとめています。腰や首の痛み、変形性関節症、慢性の頭痛、肩の痛みで、鍼は鍼をしない場合や形だけの鍼より痛みを減らし、1年後も効果の約85%が残っていました(Vickers AJ ら, J Pain. 2018)。

ただし、形だけの鍼との差は小さいものでした。症状ごとのくわしい研究は、鍼の効果とお灸の効果のページにまとめています。

当院では、鍼と灸それぞれの研究と、症状ごとの鍼灸のページをまとめています。

当院では、鍼灸をどう使いますか?

鍼灸だけで済ませず、手技や運動と組み合わせるのが当院の基本です。鍼と灸を行うのは、はり師・きゅう師の資格をもつ担当者です。

初回に、症状・続いている期間・飲んでいる薬を確かめ、その症状について研究で分かっていることをお伝えしてから、鍼灸を使うかどうかを一緒に決めます。鍼が苦手な方は、お灸や手技だけにもできます。

通院の目安:急に痛めた場合は約1か月・週2〜3回、長く続く症状は3〜6か月・週1〜2回が当院での目安です(状態により変わります)。初診は60〜90分、2回目以降は30〜60分です。

鍼灸にはどんなリスクがありますか?

多いのは鍼を刺した所の小さな出血やあざです。ドイツで229,230名(約23万名)を調べた研究では、何らかの副作用を伝えた人が8.6%、出血やあざが6.1%でした。

同じ研究では、治療が必要になった副作用は2.2%でした(Witt CM ら, Forsch Komplementmed. 2009)。お灸では、やけどや水ぶくれが起きることがあります。血をさらさらにする薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、初回にお知らせください。

料金と、問い合わせ先は?

料金は料金ページに載せています。鍼灸施術の内容は鍼灸院のページでもご覧いただけます。

その症状に鍼灸が合うかを、
確かめるところから

症状といつから続いているかを、お電話かLINEでお知らせください。鍼灸の研究で分かっていることと、来院してよい状態かをお返しします。

福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)

出典・参考文献
  1. あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(昭和22年法律第217号)第1条(医師以外の者ではり・きゅうを業とする者は免許を受けなければならない)|厚生労働省 法令等データベース|https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=80138000&dataType=0&pageNo=1
  2. 厚生労働省「はり師国家試験の施行」(受験資格:認定された学校・養成施設で3年以上、必要な知識及び技能を修得した者)|https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/harishi/
  3. 厚生労働省「あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の免許取得に関する事務」(試験に合格し、名簿に登録することによって厚生労働大臣の免許を受ける)|https://www.mhlw.go.jp/general/seido/hojin/seido/1/3/4.html
  4. Vickers AJ, Vertosick EA, Lewith G, et al. "Acupuncture for Chronic Pain: Update of an Individual Patient Data Meta-Analysis." J Pain, 2018;19(5):455-474.(39試験・20827名の個人データ。筋骨格系の痛み・変形性関節症・慢性頭痛・肩の痛みのいずれでも鍼は偽鍼と鍼なしの両方を上回った。1年後の効果の低下は約15%)|PMID: 29198932|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29198932/
  5. Witt CM, Pach D, Brinkhaus B, et al. "Safety of acupuncture: results of a prospective observational study with 229,230 patients and introduction of a medical information and consent form." Forsch Komplementmed, 2009;16(2):91-97.(副作用の報告8.6%、治療を要したもの2.2%、出血・血腫6.1%)|PMID: 19420954|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19420954/

※これらは施術効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

最終更新日:2026年10月18日

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