変形性股関節症 整体 福岡市城南区|手術を急がない時期の痛みとの付き合い方

院長が患者の脚・股関節まわりを施術する場面|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
変形性股関節症の
専門施術
変形性股関節症で福岡市城南区の整骨院・整体をお探しの方へ、まず結論から

整体で関節の変形そのものを元に戻すことはできません。それでも、痛む側をかばい続けて固まった筋肉と、片側へ偏った体の使い方は変えられます。長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区)が担当するのはこの範囲です。股関節症全体の約80%は、子どもの時の病気や発育障害の後遺症による二次性とされています(日本整形外科学会)。

「手術しかない」と言われて、それでもまだ迷っている方に読んでいただきたいページです。レントゲンで軟骨のすき間が狭いと言われ、痛み止めと湿布で様子を見て、歩ける距離が少しずつ短くなっている。そういう時期に整骨院ができることは限られていますが、ゼロではありません。

変形の程度と、いま感じている痛みの強さは、必ずしも一致しないからです。痛みの一部が、関節をかばって働き続けている筋肉から出ているなら、そこは扱えます。

変形性股関節症で整骨院を探すとき、みなさんが気にされること
保険の適用 × 自費施術です
整骨院の健康保険が使えるのは、いつ・どこで痛めたかがはっきりしたケガに限られます。年月をかけて進んできた変形性股関節症はこの枠に入りません。転倒などのケガが加わった場合は別に扱います。
通院回数の目安 慢性は3〜6ヶ月(週1〜2回)が目安
痛みの出ない日が続くようになった段階で、回数を減らしていきます。状態により変わります(初回にご説明します)。
受診の目安 まだ画像を撮っていない・夜間の痛みが強い・急に歩けなくなった・転倒後に痛み出した → 整形外科が先です
進行の程度と手術の適応を判断できるのは医療機関だけです。当院がその判断をすることはありません。
統計データ 患者の多くは女性で、子どもの時の病気や発育障害の後遺症に続発する二次性が股関節症全体の約80%(日本整形外科学会)
つまり「使いすぎで減った」だけではなく、生まれつきの関節の受け皿の形が関わっているケースが多いということです。だからこそ、荷重のかかり方を扱う意味があります。
⚠️ 先に確認:この股関節の痛みは施術より受診が先です(危険サイン)

1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へご相談ください。

🏅 柔道整復師・鍼灸師(国家資格)在籍
⭐ Google口コミ 4.9(213件)
🕐 日曜・祝日も20時まで受付

施術を担当するのは柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、はり師・きゅう師(国家資格)の鍼灸師です。関節の変形の評価と手術適応の判断は整形外科(医科)の領域であり、当院がその判断に立ち入ることはありません。

📞 080-7982-3536 に電話する 受付:月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休) 💬 LINEで無料相談する 24時間受付・返信は営業時間内

「いまの段階で通う意味があるのか」という手前のご質問でも大丈夫です

📋 このページの目次
  1. こんなお悩みはありませんか?
  2. なぜ、その股関節の痛みは日ごとに違うのか?
  3. なぜ当院で改善が期待できるのか?——見立てから、通う間隔を広げるまで
  4. 当院が選ばれている6つの理由
  5. 医師・専門家・メディアからの評価
  6. 変形性股関節症に整体は効きますか?
  7. 「変形の程度」と「痛みの強さ」はなぜ一致しないのですか?
  8. 体重・筋力・動作——自分で持てる3つのハンドルとは?
  9. 変形性股関節症でやってはいけない運動はありますか?
  10. 変形性股関節症は整骨院と病院どっちに行くべき?
  11. 変形性股関節症に整骨院の保険は使える?
  12. 手術を勧められたら/人工股関節の手術後も通えますか?
  13. 何回くらい通えばいいですか?
  14. よくある質問(FAQ)
  15. 股関節まわりの他の症状ページ・セルフケア

こんなお悩みはありませんか?

3つ以上当てはまる方は、いま扱える部分と、そうでない部分の切り分けからご説明します。

LINEで症状を相談する(無料)

なぜ、その股関節の痛みは日ごとに違うのか?

関節の形は、昨日と今日で変わりません。それなのに痛みの強さが日ごとに違うのは、痛みを出しているものが「形」だけではないからです。前日の歩いた距離、座っていた時間、天気、そして何より、かばって偏った体重の乗せ方——変わるのはこちらです。

診断を受けた方の多くが、その日から「変形=痛みの原因」と受け取ります。それは半分当たっていて、半分そうではありません。実際には、痛む側を無意識にかばう時間が長く続くほど、股関節を支えている筋肉は縮み、動かせる範囲はさらに狭くなります。

狭くなった範囲で無理に歩けば、限られた一点へ体重が集中します。形が変わったことより、そのあとに起きた「使い方の変化」のほうが、日々の痛みには効いている——これが現場での実感です。

もうひとつ見落とされやすいのが、痛む場所そのものです。脚の付け根の奥だけでなく、お尻の外側、太ももの外、腰、ときには反対側の膝。

ここまで広がると、どこが関節由来でどこがかばい由来なのか、ご本人には区別がつきません。「全部変形のせい」と片づけてしまうと、扱えたはずの部分まで手つかずで残ります。

だから当院がまず行うのは、切り分けです。関節そのものの動きで出ている痛みなのか、まわりの筋肉が張って出ている痛みなのか。

後者が混ざっているかどうかで、いま通う意味があるかが決まります。混ざっていないと判断すれば、その旨をお伝えします。

なぜ当院で改善が期待できるのか?——見立てから、通う間隔を広げるまで

当院が扱うのは、関節の形ではなく、その関節を取り巻く筋肉と、体重の乗せ方です。この2つに絞ったうえで、手技・鍼・運動の順に手を足していきます。診断名がついている方には、強くひねる・伸ばすといった手技を使わない判断も含めて組み立てます。

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初回:医療機関で受けた説明を起点に、いま扱える部分を切り分ける レントゲンでどう説明されたか、手術の話がどこまで出ているかをうかがいます。そのうえで、脚を開く・内へひねる・膝を胸へ近づける動きを左右で比べ、どこで止まるかを確かめます。

関節そのものの制限と、筋肉の張りによる制限は、止まり方が違います。受診が先だと判断した場合は、理由をお伝えして整形外科をおすすめします。
模型を使って股関節の状態と施術方針を説明する場面|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
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かばって固まった筋肉をゆるめる(痛みの強い時期は手を触れずに) 痛みが強く、触れられるのもつらい時期があります。その段階では押したり伸ばしたりせず、電気を用いた施術で緊張を落とすところから始めます。

落ち着いてきたら、脚の付け根の前側・お尻の外側・太ももの外側という、かばい動作でとくに張る場所へ手技を進めます。体表から圧が届きにくい深い層には、国家資格をもつ鍼灸師による鍼も選択肢になります。
痛みの強い時期に用いる電気を使った施術|長丘はりきゅう整骨院
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支える力を戻す:関節に体重をかけない姿勢から鍛える 変形性股関節症の保存療法で柱になるのは運動です。ただし、痛い脚で立って踏ん張る運動から始めるわけにはいきません。当院では、寝た姿勢・座った姿勢のまま股関節まわりとお腹まわりの力を戻す方法から入ります。

関節に荷重をかけずに支える力だけを足せるため、痛みが残る時期でも進められます。ご自宅で続けられる形に落として、お持ち帰りいただきます。
関節に体重をかけずに体幹と股関節まわりを鍛える機器|長丘はりきゅう整骨院
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体重の乗せ方を変え、来ていただく間隔を空ける 最後に、立ち上がり方・階段の下り方・靴下のはき方といった日常動作を、股関節に負担の少ない形へ置きかえます。ここが本丸です。

施術で軽くなっても、1日のうち何百回と繰り返す動作が元のままなら、翌週には戻ります。痛みの出ない日が続くようになったら、間隔を空けて、ご自身での運動が中心の形へ移していきます。
骨盤まわりを整えて体重の乗せ方を変える手技|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
▶ ご来院の前に
保険について
変形性股関節症への施術は自費です 整骨院の健康保険は、原因のはっきりしたケガに限られます。料金の詳細は料金ページをご覧ください。転倒などのケガが加わった場合は、その分の可否を初回にご説明します。
相談だけでも
LINEで今の状態を送るだけでOK 「この段階で通う意味があるのか」という見当だけでもお答えします。整形外科で言われた内容をそのまま送っていただいてかまいません。

当院が選ばれている6つの理由

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施術は国家資格者のみ院長は柔道整復師、鍼を扱うのははり師・きゅう師の国家資格者です。無資格者が施術に入ることはありません。診断名のついている方には、避けるべき手技の判断も必要になります。
国家資格者による手技施術|長丘はりきゅう整骨院
2
検査で原因を見極めてから施術体を撮って確認できる姿勢分析の設備があります。骨盤の左右差や立ち姿勢を目で見て共有してから、どこから手をつけるかを決めます。
姿勢分析ルーム|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
3
バキバキしない、体にやさしい矯正専用ベッドを使った安全な矯正です。股関節そのものへ強い力を加えないため、痛みが出ている時期でも受けていただけます。
バキバキしない矯正に使う専用ベッド|長丘はりきゅう整骨院
4
日曜・祝日も20時まで受付平日に時間が取れない方も通いやすい受付時間です(水曜定休)。ご家族の送り迎えに合わせて来られる方もいらっしゃいます。
明るく静かな施術室|長丘はりきゅう整骨院
5
駐車場4台・バス停徒歩1分・キッズスペース西鉄バス「長尾公園前」からすぐ。長く歩くのがつらい方も、玄関先まで車で入れます。お孫さん連れでも大丈夫です。
お子様連れで通えるキッズスペース|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院
6
LINEでいつでも相談できる整形外科で言われた内容をそのまま送っていただければ、いま通う意味があるかどうかの見当をお答えします。営業時間内にお返事します。

医師・専門家・メディアからの評価

医師・クリニック院長 川浪憲一先生|長丘はりきゅう整骨院
川浪 憲一 先生
医師・クリニック院長
プロスポーツ選手 柳川桂賜選手|長丘はりきゅう整骨院
柳川 桂賜 選手
プロスポーツ選手
専門家・インストラクター 高橋裕也先生|長丘はりきゅう整骨院
高橋 裕也 先生
専門家・インストラクター

医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。

健康雑誌わかさに院長の施術が掲載|長丘はりきゅう整骨院
健康雑誌「わかさ」に掲載
チェッカーズ 鶴久政治様ご来院|長丘はりきゅう整骨院
チェッカーズ 鶴久政治様がご来院

手術を決める前に、できることが残っていないか
一度確かめてみませんか

いま扱える部分と、そうでない部分の切り分けからご説明します。相談だけでも歓迎です。

変形性股関節症に整体は効きますか?

できることと、できないことがはっきり分かれます。すり減った軟骨や変わってしまった骨の形を、手技で元に戻すことはできません。

一方で、かばい続けて緊張した筋肉、狭くなった動かせる範囲、片側へ偏った体重の乗せ方は変えられます。当院が担当するのは後者だけです。

この線引きをはっきり書くのには理由があります。診断を受けた方が最初に受け取る情報の多くは「手術か、様子見か」の二択で、その間にある選択肢が説明されないまま帰ってこられるからです。実際には、痛みの内訳を分けて考えることができます。

扱えない医科の領域
関節そのものの形・軟骨のすり減り画像に写る変化です。ここを手技や運動で元に戻すことはできません。進行の程度の評価と、骨切り術や人工股関節といった手術の適応判断は整形外科が行います。
扱える当院の担当
かばって固まった周囲の筋肉脚の付け根の前側、お尻の外側と奥、太ももの外側。痛む側を守る姿勢が続くほど縮みます。ここは施術でゆるみます。
扱える当院の担当
動かせる範囲の狭さ靴下がはきづらい、あぐらが組めないといった変化。関節そのものの制限だけでなく、筋肉の張りで狭くなっている分が混ざっています。
扱えるご本人と一緒に
体重の乗せ方・日常動作立ち上がり方、階段の下り方、荷物を持つ側。1日に何百回と繰り返される動作は、施術より大きく効きます。

この4段のうち、上の1段はどんな手技を尽くしても動きません。「整体で変形が元どおりになる」といった説明を当院がすることはありません。

そのかわり、下の3段については持てる手段を出し切ります。関節の形が同じでも、まわりが変われば、歩ける距離と痛みの出方は変わり得るからです。

「変形の程度」と「痛みの強さ」はなぜ一致しないのですか?

画像で進行しているように見えても痛みが軽い方がいて、逆に変化が軽度でもつらい方がいます。ここに、整骨院が関われるすき間があります。

もし痛みが形だけで決まるなら、私たちにできることはありません。実際にはそうではないというのが、日々お会いしている方々から受け取っている感覚です。

なぜ差が出るのか。ひとつは、痛みを感じ取る場所が関節の内側だけではないからです。

関節を包む組織、そこへ着く筋肉、そのまわりの膜。これらは形の変化とは別に、緊張したり、こわばったりします。

もうひとつは、生活の中でその関節をどう使ってきたかの差です。同じ形でも、荷重が一点に集まる使い方をしていれば痛みは出やすく、散らせていれば出にくくなります。

ですから、診断名を聞いた時点で先の見通しを決めてしまう必要はありません。形は変えられなくても、痛みの出方には手を入れる余地が残っている——その余地がご自身にどれだけあるかを、初回に確かめます。

体重・筋力・動作——自分で持てる3つのハンドルとは?

施術より大きく効くものが3つあります。①体重 ②股関節を支える筋力 ③日常動作のクセ。どれもご自身の側にあるハンドルで、通院の有無に関係なく効き続けます。

日本整形外科学会も、保存療法として体重管理・杖の活用・水中運動などを挙げています。当院の役割は、この3つを続けられる形にして渡すことです。

📚 科学的根拠(エビデンス)

運動療法について。このテーマのレビューは2026年7月に更新されました。

Hall Mらが Cochrane Database of Systematic Reviews へ発表した最新版(CD007912)は、18件のランダム化比較試験・計1,368名を統合し、陸上での運動療法は痛みと体の動きを改善するものの、その差は100点満点で痛み7.2点・機能8.8点にとどまると報告しています。そして著者らは「はっきり実感できる差」の目安を痛み12点・機能13点としており、この結果はそこに届いていません。

つまり運動は効くけれど、劇的ではないということです。それでも当院が運動をおすすめするのは、ご自身の側で持てるハンドルが他に少ないからです。

鍼を足した場合について。Witt CMらが2006年に Arthritis & Rheumatism 誌へ発表した試験では、膝または股関節の変形性関節症による慢性痛の患者3,633名のうち、357名が鍼を受ける群、355名が受けない対照群へ割りつけられました。3か月で最大15回の鍼をふだんの医療に加えた群では、痛みと機能を表すWOMACという指標が17.6ポイント改善(対照群は0.9ポイント)しています(P<0.001)。

不利な結果も出します。Manheimer Eらが2018年に同誌へ発表したレビュー(6件の試験・計413名)では、変形性股関節症への鍼単独の鎮痛効果は偽鍼と比べて100点満点で2.1点の差にとどまり、「ほとんど、あるいはまったく差がない」と結論づけられています。

鍼が関節の変形そのものを変えるわけではないということです。当院が鍼を用いるのは、かばい動作で緊張した周囲の筋肉に対してであり、この線引きを越えた説明はしません。

研究名対象人数結果(限界含む)
Hall M, et al.
Exercise for osteoarthritis of the hip(Cochrane, CD007912, 2026年7月更新)
18件のRCT・計1,368名痛み7.2点・機能8.8点の改善(100点満点)。「実感できる差」の目安(痛み12点・機能13点)には届かない
Witt CM, et al.
(Arthritis & Rheumatism, 2006)
計3,633名(鍼357名・対照355名)3か月時WOMAC改善17.6(対照群0.9)・P<0.001
Manheimer E, et al.
Acupuncture for hip osteoarthritis(Cochrane, 2018)
6件の試験・計413名偽鍼と比べ100点満点で2.1点差。「ほとんど、あるいはまったく差がない」

変形性股関節症でやってはいけない運動はありますか?

あります。関節に体重をかけたまま、深く曲げる・強くひねる動きは避けてください。

良かれと思って続けた運動が、荷重の集まる一点をさらに削る形になることがあります。迷う場合は、主治医の指示を最優先にしてください。

避けていただきたい動き

代わりに向いている動き

ご自宅でできる範囲と中止の目安は股関節ストレッチの解説ページに、自分で刺激できるツボと押してはいけない場面は股関節のツボの解説ページにまとめています。

変形性股関節症は整骨院と病院どっちに行くべき?

順番があります。まだ画像を撮っていないなら、整形外科が先です。

すでに診断がついていて「手術の段階ではない」「経過を見ましょう」と言われている時期が、当院の出番になります。並行して通っていただいて差し支えありません。

整形外科と当院は、担当する場所が違います。

  1. 関節の状態と進行の程度を評価してもらう:レントゲンやMRIは医療機関にしかありません。ここを飛ばして施術を始めることはできません。
  2. 手術の適応と時期を判断してもらう:骨切り術か人工股関節か、いつ行うか。これを決めるのは医師です。当院が手術の要否について意見を述べることはありません。
  3. 画像に写らない部分を当院が扱う:かばい動作による筋肉の緊張、動かせる範囲の狭さ、荷重の偏り。ここが担当範囲です。

整形外科に通いながら当院へ来られている方も多くいらっしゃいます。薬をやめる指示や、主治医の方針を変える提案をすることはありません。通院されていることを主治医にお伝えいただいてかまいません。

変形性股関節症に整骨院の保険は使える?

使えません。整骨院の健康保険が使えるのは、いつ・どこで・どうして痛めたかがはっきりしたケガ(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)に限られます。年月をかけて進んできた変形性股関節症はこの枠に入らないため、当院では自費施術としてご案内しています。

「変形性股関節症でも保険で通えます」という案内は、制度上ありません。もし他院でそう言われた場合は、内容をよくご確認ください。

なお鍼灸の保険は、医師の同意書がある6つの疾患(神経痛・リウマチ・頸腕症候群・五十肩・腰痛症・頸椎捻挫後遺症)に限られ、変形性股関節症はこれにも含まれません。この線引きは股関節の鍼灸のページで詳しく整理しています。

手術を勧められたら/人工股関節の手術後も通えますか?

手術を勧められた方には、まず主治医とよくご相談くださいとお伝えしています。当院から「手術を避けられます」という説明をすることはありません。術後については、主治医の許可が出ていれば、かばって緊張した腰・お尻・反対側の脚のケアとして受けていただけます。

手術を迷う気持ちの多くは、「本当にいましかないのか」という一点にあります。その答えを持っているのは画像と経過を見ている主治医であって、当院ではありません。ただし、迷っている期間にも体は動き続けます。

その間に、かばう姿勢で腰や反対の脚まで痛めてしまう方は少なくありません。決断を待つ時間を、体を悪くしない形で過ごすこと——これは当院がお手伝いできる範囲です。

人工股関節の手術を受けられた方については、動かしてよい範囲・避けるべき姿勢が術式によって決められています。その指示が最優先です。

当院へお越しいただく際は、主治医からの説明内容をお持ちください。そのうえで、手術をしていない側の脚や腰、かばい歩きで固まった筋肉のケアを行います。

🏥 当院での傾向(一次情報)

変形性股関節症でお越しになる方には、共通した経緯があります。整形外科で診断を受け、「体重を落として、運動をして、様子を見ましょう」と言われたものの、何をどこまでやっていいのか分からないまま数ヶ月が過ぎている——このパターンがとても多いのです。運動が大切だと分かっていても、痛い脚でどう動けばいいのかは、外来の短い時間では伝えきれません。

もうひとつ多いのが、痛みの場所が股関節から離れていくケースです。来院時には腰やお尻、反対側の膝のほうがつらいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

かばう時間が長かったぶん、負担が別の場所へ回っているためです。この場合、股関節だけを見ていては変わりません。

※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。

何回くらい通えばいいですか?

年月をかけて進んできた症状のため慢性として扱い、3〜6ヶ月・週1〜2回を目安にお伝えしています。ただしこれは出発点の数字で、状態により前後します。

落ち着いてきたら間隔を空け、ご自身での運動が中心の形へ移していきます。ずっと通い続けていただくことを前提にはしていません。

目安をお伝えするのは、終わりの見えない通院を避けるためです。初回に「どこが変われば前進と考えるか」を先に決めます。続けて歩ける距離なのか、靴下をはく姿勢なのか、夜間に目が覚める回数なのか。

指標を決めておくと、続けるか見直すかの判断がご自身でもできます。数回受けても手ごたえがまったく出ない場合は、回数を重ねるより先に、見立てのほうを見直します。

よくある質問(FAQ)

整体でできることと、できないことがはっきり分かれます。すり減った軟骨や変わってしまった骨の形を、手技で元に戻すことはできません。一方で、痛む側をかばい続けたことで緊張した股関節まわりの筋肉、狭くなった動かせる範囲、片側へ偏った体重の乗せ方は、施術と練習で変えられます。

当院が担当するのはこの範囲です。変形そのものへの効果をうたうことはありません。
年月をかけて進んできた症状のため慢性として扱い、3〜6ヶ月・週1〜2回を目安にご案内しています。状態により変わりますので、これまでの経過と整形外科での説明をうかがったうえで、通う間隔とあわせてご説明します。痛みが落ち着いてきたら間隔を空け、ご自身での運動を中心に切り替えていきます。
痛むほうと反対の手に杖を持つと、股関節にかかる負担を減らせます。使うかどうかは主治医の指示が最優先ですが、長い距離を歩く日や外出が続く日だけ使う、という付き合い方もあります。「杖を持つと弱ってしまう」と心配される方が多いのですが、痛みでかばって歩く時間が続くほうが、腰や反対側の脚に負担が回ります。
はい、並行して受けていただけます。当院から薬をやめる指示や、主治医の方針を変える提案をすることはありません。

通院されていることを主治医にお伝えいただいて差し支えありません。画像での評価や手術の適応を判断できるのは医療機関だけですので、その役割は整形外科にお任せしています。
お電話(080-7982-3536)またはLINEでのご予約をおすすめしています。歩くのに時間がかかる場合や、駐車場から玄関までの移動が不安な場合は、その旨をお伝えいただければ余裕をもってお迎えします。受付は月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)です。
リラクゼーションのもみほぐしは気持ちよさを目的としていますが、当院では国家資格者が動かせる範囲と歩き方を確かめ、どこに負担が集まっているかを絞ってから施術を組み立てます。診断名がついている方には、強く伸ばす・ひねるといった手技を避ける判断も必要です。受診が先だと考えた場合は、その理由をお伝えして整形外科をおすすめします。
はい、キッズスペースをご用意しています。お孫さんを連れて来られる方もいらっしゃいます。

抱き上げる動作は股関節に大きな負担がかかりますので、負担の少ない持ち上げ方もあわせてご説明します。日曜・祝日も20時まで受付しています。
変形性股関節症のように年月をかけて進んできた症状への施術は自費のため、保険証がなくても受けていただけます。ただし同じ日に、転んだ・ひねったといったケガも診てほしい場合は、保険証(マイナ保険証)をお持ちください。どちらに当たるかは初回にご説明します。
脚の付け根やお尻まわりを動かして確かめるため、ゆとりのあるズボンなど動きやすい服装が向いています。タイトなスカートやかたいジーンズは、股関節を開いたりひねったりする場面で不便になります。お仕事帰りで難しい場合も、そのままお越しいただいてかまいません。
長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F・西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分)では、柔道整復師と鍼灸師の国家資格者が、変形性股関節症と診断された方の保存療法期のサポートを行っています。城南区のほか南区・早良区からも来院されています。

駐車場4台・キッズスペースあり。手術適応の判断は整形外科の領域です。

変形は戻せなくても、歩き方は変えられます

福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。整形外科で言われた内容をそのままお持ちください。

福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)

出典・参考文献
  1. 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる/変形性股関節症」(患者の多くは女性・子どもの時の病気や発育障害の後遺症による二次性が股関節症全体の約80%・保存療法として体重管理/杖/水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2〜3回)|https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/hip_osteoarthritis.html
  2. Hall M, et al. "Exercise for osteoarthritis of the hip." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2026年7月23日更新;CD007912.(18件のRCT・計1,368名/痛み7.2点・機能8.8点の改善にとどまり、著者らが示す「実感できる差」の目安=痛み12点・機能13点には届かない。2014年 Fransen ほかの版を更新)|https://www.cochrane.org/CD007912/MUSKEL_exercise-osteoarthritis-hip
  3. Witt CM, Jena S, Brinkhaus B, et al. "Acupuncture in patients with osteoarthritis of the knee or hip: a randomized, controlled trial with an additional nonrandomized arm." Arthritis & Rheumatism, 2006;54(11):3485-3493.(計3,633名/鍼357名・対照355名/3か月時のWOMAC改善17.6 vs 0.9・P<0.001)|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17075849/
  4. Manheimer E, Cheng K, Wieland LS, et al. "Acupuncture for hip osteoarthritis." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2018;5:CD013010.(6件のRCT・計413名/偽鍼と比較した2件・120名では100点満点で2.1点差・重篤な有害事象の報告なし)|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29729027/
  5. 厚生労働省「はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費」(保険給付の対象となる疾病と医師の同意書の取扱い)|https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/01-02.html
院長 河野太朗(柔道整復師)の施術風景|長丘はりきゅう整骨院 監修:院長 河野太朗(柔道整復師・国家資格)
施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|関節の変形の診断・進行度の評価・手術適応の判断は整形外科(医科)の領域です|院長の経歴・想いはこちら ›

最終更新日:2026年9月7日

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