梨状筋症候群 整骨院 福岡市城南区|坐骨神経痛との違い・お尻のしびれに鍼灸×整骨アプローチ

梨状筋症候群は、お尻の深部にある梨状筋がその下を通る坐骨神経を圧迫して起こります。深い場所にある筋肉のため、表面をほぐすマッサージでは刺激が届きにくいのが特徴です。長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区)は、手技と鍼で深い層まで届かせる整骨院です。坐骨神経痛のような症状のうち0.3〜6%がこの状態によるものと報告されています(NIH StatPearls)。
整形外科でこの診断名を告げられた方、画像検査では異常が見つからないまま脚のしびれだけが残っている方が、当院には多く来院されます。長く座る仕事や車の運転で悪化する・立ち上がるといくらか和らぐ——この2つが当てはまるなら、腰ではなくお尻の筋肉に的を絞った施術が必要です。
| 保険の適用 | 転倒・打撲などケガがきっかけのもの ◎ / 座り仕事で積み重なったもの ×(自費) 急性・亜急性の外傷のみ保険適用。長い時間をかけて出てきた症状は自費施術となります。 |
| 通院回数の目安 | 3〜6ヶ月(週1〜2回)が目安 慢性の症状としての当院の基本ペースです。ケガがきっかけの急性のものは約1ヶ月(週2〜3回)。状態により変わります(初回にご説明します)。 |
| 受診の目安 | 排尿・排便の異常/両脚のしびれ/進行する脱力 → 医療機関へ優先 まだ画像検査を受けていない場合も、一度整形外科で確認しておくと安心です。 |
| 統計データ | 坐骨神経痛のような症状のうち0.3〜6%がこの状態によるもの(NIH StatPearls) 女性に多く、男女比はおよそ女性6対男性1と報告されています。 |
- 排尿・排便のコントロールがしづらい(馬尾症候群の疑い)
- 片側だけでなく両脚にしびれが広がっている
- つま先や足首に力が入らず、脱力が強まっている
- 発熱を伴う/お尻を強く打った直後から続いている
- 安静にしていても夜間の痛みで目が覚める
1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へ。
当院は、柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み立てる複合アプローチで対応します。
「病院で言われた診断名をどうすればいいか」という段階のご相談も歓迎します
こんなお尻の痛み・しびれのお悩みはありませんか?
- 整形外科で梨状筋症候群と言われた
- デスクワークが長い日ほど、お尻の奥が重くなる
- 長距離の運転をすると、お尻から脚にしびれが出る
- 座面の硬い椅子に座り続けるのがつらい
- 立ち上がって少し歩くと、症状がいくらか和らぐ
- お尻の真ん中を押すと、深いところに響く痛みがある
- 腰を前や後ろに曲げても、症状があまり変わらない
- マッサージを受けても、その場だけで戻ってしまう
3つ以上当てはまる方は、お尻の深部に原因が残ったままかもしれません。
LINEで症状を相談する(無料)なぜ、その梨状筋症候群のしびれは良くならないのか?
つらさを感じる場所と原因のある場所は、同じお尻でも「深さ」が違うからです。湿布や表面をなでるようなマッサージは皮膚に近い層への刺激で、その奥で神経を挟み込んでいる筋肉が硬いままだと、しびれは何度でも戻ってきます。
梨状筋は、仙骨(骨盤の中央の骨)から股関節の外側にある大転子へ斜めに走る、手のひらほどの小さな筋肉です。その真下を——人によっては筋肉の中を貫くように——坐骨神経が通ります。だからこの筋肉が縮んで硬くなるほど、神経は逃げ場を失っていきます。

もうひとつの理由は、座っている時間そのものです。椅子に腰かけている間、この筋肉は体重で押し付けられ続けます。1日8時間座る生活では、ゆるむ時間がほとんどありません。
施術で一度やわらいでも、翌日また同じ姿勢で圧迫されれば元に戻る——この繰り返しが「良くならない」の正体であることが少なくありません。
だからこそ当院では、本当にこの筋肉が坐骨神経を締めつけているのかを検査で確かめることから始め、日常の座り方まで含めて組み立てます。次の章でその流れをご説明します。
なぜ当院で梨状筋症候群の改善が期待できるのか?——検査から再発予防まで
当院ではまず問診と徒手検査で、症状の出どころがお尻の筋肉なのか腰の骨なのかを切り分けます。そのうえで骨盤・股関節への手技と、体表からの圧では届かない深さに刺激を入れられる鍼を組み合わせます。すでに診断名がついている方は、その情報も施術計画に組み込みます。




当院が選ばれている6つの理由





医師・専門家・メディアからの評価



医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。


梨状筋症候群と坐骨神経痛は何が違う?
坐骨神経痛はお尻から脚に出る痛み・しびれの総称で、梨状筋症候群はその原因のひとつです。まだ原因が分からず総称のまま探している段階の方は坐骨神経痛のページ、病院で診断名を告げられた方はこのページ——という役割分担でお読みください。
| 項目 | 坐骨神経痛(総称) | 梨状筋症候群(原因の名前) |
|---|---|---|
| 言葉の意味 | お尻から脚の痛み・しびれという症状の呼び名 | お尻の筋肉が神経を圧迫している状態の呼び名 |
| 主な中身 | 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群など | 筋肉の過緊張・肥大・打撲の後遺・長時間の座位 |
| 画像所見 | 骨や椎間板が原因なら画像で確認できることが多い | 筋肉が原因のため画像では異常なしとなりやすい |
| 悪化する場面 | 原因によって前かがみ・反り・歩行など様々 | 座り続けたとき・股関節を内側にひねったとき |
| 腰の動きとの関係 | 腰の動きで症状が変化しやすい | 腰を動かしても症状が変化しにくい |
NIH(米国国立衛生研究所)が公開するStatPearlsによれば、坐骨神経痛と同じ症状を示す方のうち0.3〜6%がこの状態によるものとされています。割合としては多数派ではありませんが、腰の器質的な異常が除外されたあとに残る候補として、鑑別の重要性が指摘されています。
レントゲンやMRIが得意なのは、骨・椎間板・神経の通り道といった構造の異常を写すことです。筋肉のこわばりは形の異常として現れにくいため、「腰に問題はありません」という結果と、実際のしびれが両立します。異常なしは「原因がない」という意味ではありません。
原因がまだ特定されていない・「坐骨神経痛ですね」としか説明されていない方は、坐骨神経痛の総合解説ページから原因のタイプを確かめてください。腰の骨側に原因があると言われた方は椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のページが該当します。しびれの感覚そのものがつらい方はしびれを掘り下げた解説もどうぞ。
梨状筋症候群は整骨院と病院どっちに行くべき?
危険サインがあるとき、そしてまだ一度も画像検査を受けていないときは医療機関が先です。骨や椎間板の問題が除外されたあとは、筋肉への手技と鍼を扱う整骨院・鍼灸院が受け皿になります。
判断の順番はシンプルです。
- 最初に危険サインの確認:ページ上部の一覧に1つでも当てはまれば、迷わず整形外科などの医療機関へ。
- 画像評価がまだなら一度は受けておく:椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が隠れていることがあり、骨と椎間板の状態はレントゲン・MRIでしか確認できません。原因を確かめてから安心して施術を受けたい方にも有効です。
- 診断名がついた後は保存療法が中心:手術や注射に先立って、手技療法・運動療法・ストレッチといった体への直接アプローチが選択肢になります。ここが整骨院・鍼灸院の担当範囲です。
Boyajian-O'Neill LA らの総説(Journal of the American Osteopathic Association, 2008;108(11):657-664)は、この症候群の見極めには詳細な問診と徒手検査(FAIRテストなど)が重要であること、そして手術や注射療法に先んじて徒手療法・理学療法・ストレッチングといった保存的アプローチが有効であることを報告しています。
病院と整骨院は対立するものではなく、役割分担です。当院でも状態を確認したうえで医療機関の受診が優先と判断した場合は、施術より先に受診をおすすめしています。
梨状筋症候群に鍼灸は効く?
お尻には大殿筋と脂肪の層があり、その下に目的の筋肉があります。体表からの圧では十分な刺激が届きにくい深さのため、狙った層へ直接届く鍼が選択肢になります。当院では在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)が担当します。
手のひらで押す力は、途中の厚い層に吸収されて減っていきます。強く押せば届くわけではなく、力を強めるほど表層が防御して硬くなることさえあります。
鍼は細い1本を目的の深さまで通せるため、「マッサージでは物足りなかった」「もんでもらった直後だけ楽になる」という方に向いています。環跳や承扶といった、この筋肉の走行上にあるツボを使います。
2012年にArchives of Internal Medicine誌に掲載された個別患者データのメタアナリシス(Vickers AJ et al.・29試験・約17,900名)では、腰痛・頸部痛を含む慢性疼痛に対して、鍼治療が偽鍼(プラセボ)や通常ケアより有意に優れた効果を示したと報告されています。
| 研究名 | 対象・人数 | 結果(限界含む) |
|---|---|---|
| NIH StatPearls「Piriformis Syndrome」(Hicks BL ら, 2024) | 坐骨神経痛と同じ症状を示す方(疫学データのまとめ) | 0.3〜6%が梨状筋症候群によるもの。女性に多く、男女比はおよそ女性6対男性1。割合としては多数派ではない |
| Boyajian-O'Neill LA らの総説(Journal of the American Osteopathic Association, 2008年) | 総説(人数の記載なし) | 見極めには詳細な問診と徒手検査(FAIRテストなど)が重要。手術や注射療法に先んじて徒手療法・理学療法・ストレッチングといった保存的アプローチが有効 |
| Vickers AJ らのメタアナリシス(Archives of Internal Medicine, 2012年) | 29試験・約17,900名(個別患者データ) | 腰痛・頸部痛を含む慢性疼痛に対し、鍼治療が偽鍼(プラセボ)や通常ケアより有意に優れた効果。梨状筋症候群そのものを対象とした試験ではない |
鍼が初めての方向けの説明を含め、お尻から脚に響くタイプへの鍼の考え方は坐骨神経痛×鍼の解説ページで鍼灸師が詳しくまとめています。
整骨院の梨状筋症候群の施術に保険は使える?
健康保険が使えるのは、転んでお尻を打った・スポーツ中に痛めたなど、いつ何をして痛めたかがはっきりした急性・亜急性のケガに限られます。座り仕事の積み重ねで出てきた症状は保険適用外(自費施術)が基本です。
- 保険適用になり得る例:尻もちをついた・段差で転倒した・スポーツ中に臀部を痛めたなど、きっかけの明確なケガに伴って症状が出たケース
- 保険適用外(自費施術)の例:何ヶ月も続いているお尻〜脚のしびれ、デスクワークや長距離運転の積み重ねで出てきた痛み
「慢性でも保険で通える」といった案内は制度上正しくありません。当院では初回の問診で状態をうかがい、保険が使えるかどうかを施術前にご説明します。判断に迷う場合はお電話・LINEで事前にご相談ください。
自分でできる対処はある?(4の字テスト・ストレッチ)
仰向けで足を組む「4の字」の姿勢は、確認にもストレッチにも使えます。お尻の奥に響けばこの筋肉が関係している可能性があり、痛みが強くない時期なら20〜30秒伸ばすセルフケアが選択肢になります。
まず確認:4の字テスト
仰向けに寝て、症状のある側の足首を反対の膝の上に乗せ、その膝をゆっくり外へ開きます。この姿勢でお尻の奥に痛みやしびれが再現されるなら、梨状筋が関与している可能性があります(医療機関で行われるFAIRテストの簡易版にあたります)。強い痛みが出るときは無理に続けず中止してください。
伸ばすときの目安
同じ姿勢のまま、両手で太ももを抱えてゆっくり胸へ引き寄せます。「気持ちいい」と感じる範囲で20〜30秒、1日2〜3回が目安です。
痛みが出るほど強く引くと、かえって防御的に硬くなります。左右で伸び方に差があるときは、症状のない側の感覚を基準にしてください。
⚠️ ビリビリと響く痛みが強い時期に無理に伸ばすと悪化することがあります。伸ばした翌日に症状が増している場合、原因が別の場所にある可能性もあるため、続けずにご相談ください。
写真つきの手順と回数・秒数は梨状筋ストレッチの解説ページに、股関節側の硬さが気になる方向けの内容は股関節の場面別ストレッチにまとめています。セルフケアで変化がない・かえって悪化する場合は、原因が自分の手では届かない場所にある合図です。早めにご相談ください。
当院でよく見る梨状筋症候群の来院パターンは?
当院に多いのは、①画像検査で異常が見つからないまま長引いている方、②1日8時間以上座る仕事で片側だけ症状が出る方、③腰の施術を続けてもお尻のしびれだけ残っている方の3パターンです。それぞれ力点を変えています。
① 「腰には問題ない」と説明されたのに、お尻の奥から太もも裏・ふくらはぎへしびれが続くという相談が最も多いパターンです。改めて徒手検査を行うと、仙骨から大転子のライン上に強い圧痛が確認できることがよくあります。
② 長距離ドライバーやデスクワークの方では、片側だけに症状が出るケースが目立ちます。シートの硬さ・財布を入れるポケットの位置など、左右差を生む生活の癖が見つかることも多く、施術と一緒に座面環境の見直しをご提案しています。
③ 腰への施術を数ヶ月続けたものの、お尻から下だけ変化が乏しいという方もいらっしゃいます。腰の問題と併存しているケースもあるため、当院ではどちらが今のつらさの主役かを都度確認しながら進めています。股関節の動きが硬い方は、その改善がしびれの軽減につながる印象もあります。
※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。
よくある質問(FAQ)
「腰は異常なし」でも
お尻の奥が痛む方へ
福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。診断名がついた方も、これから確かめたい方も歓迎です。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)
- Hicks BL, Lam JC, Varacallo M. "Piriformis Syndrome." In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2024. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK448172/
- Boyajian-O'Neill LA, McClain RL, Coleman MK, Thomas PP. "Diagnosis and Management of Piriformis Syndrome: An Osteopathic Approach." Journal of the American Osteopathic Association 2008;108(11):657–664.
- Vickers AJ et al. (Acupuncture Trialists' Collaboration). "Acupuncture for Chronic Pain: Individual Patient Data Meta-analysis." Archives of Internal Medicine 2012;172(19):1444-1453.
- 済生会「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/piriformis_syndrome/

施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|院長の経歴・想いはこちら ›
最終更新日:2026年9月7日