手根管症候群 整骨院 福岡市城南区|夜間しびれ・女性・産後の特化解説と保存療法

手根管症候群は、しびれている指をいくらもんでも変わりにくい症状です。長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区)は、手首のトンネルを狭くしている前腕や首肩の状態までさかのぼって施術する整骨院です。電気生理学的検査で確認された一般人口の有病率は2.7%と報告されており(Atroshi ら, JAMA 1999)、決して珍しい症状ではありません。
整形外科で手根管症候群と言われ、夜の装具や注射のあとも夜中のしびれが残っている方にご相談いただいています。
診断を受けた方からよく聞くのが、「装具は渡された、注射も受けた、それでも夜中に手がしびれて目が覚める」というお話です。手首のトンネルの中を通る神経は、寝ている姿勢の手首の角度だけでも押されます。日中の使い方でむくんだ前腕、肩から腕へ続く緊張——その条件が残っていれば、しびれは同じ時間帯に戻ってきます。
正直にお伝えすると、これは時間のかかる症状です。当院では慢性の症状の扱いで週1〜2回のペース・3〜6ヶ月を見込んで計画を立て、そのあいだの夜の過ごし方と手の休ませ方まで一緒に決めていきます。
そのうえで、はっきり書いておきます。親指の付け根の筋肉がやせてきた段階では、手術のほうが有効な選択肢です。当院はその見極めをして、必要なら整形外科(手外科)の受診をおすすめします。
| 保険の適用 | 神経の慢性のしびれ ×(自費)/ 転んで手をついた・強くひねったケガ ◎ 少しずつ強くなってきたしびれは自費施術です。判断は初回の問診でご説明します。 |
| 通院回数の目安 | 慢性の症状として3〜6ヶ月・週1〜2回が目安 急に痛めたケガの場合は約1ヶ月・週2〜3回。当院の基本ペースで、状態により変わります。 |
| 受診の目安 | 親指の付け根の筋肉のやせ/つまむ力の低下/一日中続くしびれ → 整形外科(手外科)へ優先 確定診断の神経伝導速度検査と手術は医科の領域です。整骨院は保存療法を担当します。 |
| 統計データ | 電気生理学的検査で確認された有病率は2.7%(Atroshi ら, JAMA 1999, PMID 10411196) 電気生理学的検査で確認された一般人口の有病率は2.7%(Atroshi ら, JAMA 1999)。出典は本文末尾に記載しています。 |
- 親指の付け根の筋肉がやせてきた・左右で明らかに薄さが違う
- つまむ力が落ちた——ボタン・小銭・ピンセットが扱いにくい
- しびれが夜だけでなく一日中続くようになった
- 指先の感覚がほとんど分からない部分がある
- 手首の骨折・脱臼のあとから急にしびれ出した
1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へ。
当院は、柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み立てる複合アプローチで対応します。
「診断名は聞いたが、この先どうすればいいか分からない」というご相談でも歓迎します
- こんな手根管症候群のお悩みはありませんか?
- なぜ、その手のしびれは良くならないのか?
- なぜ当院で手根管症候群の改善が期待できるのか?——検査から再発予防まで
- 当院が選ばれている6つの理由
- 医師・専門家・メディアからの評価
- 夜中に手がしびれて目が覚めるのはなぜ?
- なぜ女性・産後・更年期に多い?
- 自分で確かめる方法は?
- 放置するとどうなる?(進行の段階)
- 手根管症候群は整骨院と病院どっちに行くべき?
- 手根管症候群はどのくらいの期間がかかる?
- 手根管症候群で自分でできることは?(やってはいけないこと・手順)
- 手根管症候群に鍼灸は効く?
- 整骨院の手根管症候群の施術に保険は使える?
- よくある質問(FAQ)
- 手・腕の他の症状ページ・セルフケア
こんな手根管症候群のお悩みはありませんか?
- 整形外科で手根管症候群と言われ、装具と飲み薬で様子を見るうちに数か月がたった
- 夜中や明け方、手のしびれで目が覚めて眠り直せない
- 目が覚めたあと、手をぶらぶら振ると少しだけ楽になる
- しびれるのは親指から薬指側で、小指だけは何ともない
- 小銭やボタンがつまみにくく、手から物を落とすことが増えた
- 夜つける装具を渡されたが、つけ方も続ける期間も分からないまま置いている
- 手術をすすめられたが、できれば別の方法を先に試したい
- 妊娠後期から続いたしびれが、出産後もそのまま残っている
3つ以上当てはまる方は、しびれを生んでいる条件が手つかずのままかもしれません。
LINEで症状を相談する(無料)なぜ、その手のしびれは良くならないのか?
診断を受けてもしびれの出方が変わらない大きな理由は、神経を押している条件が日常に残ったままだからです。装具も注射も、押されている場所への対応です。夜のあいだ手首が折れ曲がる寝方、日中に張ったままの前腕、肩から腕へ続く緊張という条件が残っていれば、しびれは同じ時間帯に戻ってきます。
手首には、8つの小さな骨と、その上をふたのように覆う靭帯に囲まれた狭いトンネルがあります。この中を、指を曲げる9本の腱と、親指側3本半の指の感覚を運ぶ神経が一緒に通っています。
腱がむくんで膨らめば、逃げ場のない神経が押されます。押された神経はさらにむくみ、いっそう狭いところを通ることになる——これが、手のしびれが自然に落ち着きにくい理由です。
押される条件は、人によってどれが主役かが違います。
- 夜の手首の角度:眠っているあいだに手首が内側へ折れ曲がると、トンネルの中の圧力が日中より大きく上がります。夜間から明け方に症状が集中するのはこのためです。
- 日中に使いすぎた前腕のむくみ:パソコン・スマートフォン・料理・レジ打ちなど、手首を曲げたままの繰り返し作業で生じたむくみが、夜になってトンネルに集まります。
- ホルモンの変化:妊娠後期・産後・更年期は、体液量や靭帯の状態が変わり、トンネルの中の余裕が減ります。
- 首や肩の要因が重なっている:神経は首から出て腕を通り、手首に至ります。途中の胸の出口や肘でも狭くなっていると、手首だけをゆるめても変化が出にくくなります。
ほかの症状と重なっている場合もあります。小指側までしびれる・首を後ろに倒すと腕にひびく場合は、首から出た神経の通り道の問題が混ざっていることがあります。しびれの出方から原因を切り分ける手順は手のしびれの総合ページに、鎖骨まわりで神経が狭くなるタイプは胸郭出口症候群の解説にまとめています。
押されているのは首か、前腕か、手首のトンネルか。ここが決まらないうちは、どの手当ても当たりはずれになります。当院は神経の通り道を首から指先までたどるところから始めます。
なぜ当院で手根管症候群の改善が期待できるのか?——検査から再発予防まで
当院では問診・徒手検査・首から手首までの確認で、手首・前腕・首肩のどこが主役かを見極めてから、腕への手技と、深いところに届く鍼を組み合わせます。装具や注射を経験された方は、それがどれくらい効いて、どれくらいで戻ったのかが判断材料になりますので、遠慮なくお聞かせください。




当院が選ばれている6つの理由





医師・専門家・メディアからの評価



医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。


夜中に手がしびれて目が覚めるのはなぜ?
眠っているあいだに手首が内側へ折れ曲がると、手首のトンネルの中の圧力が日中より大きく上がり、通っている神経が押されるためです。日中の使いすぎで前腕に生じたむくみが夜に集まることも重なります。手を振ると一時的に楽になるのは、動かすことで神経のまわりの血流が戻るためと考えられています。
「毎晩、親指から中指が焼けるようにしびれて目が覚める」「手を振るとしばらく楽になる」——この訴え方は、手首のトンネルで神経が押されている状態のもっとも典型的なパターンです。しびれが出るのは親指・人差し指・中指と、薬指の親指側半分。小指がしびれないことが、ほかの原因と切り分ける大きな手がかりになります。
診断の基準によって数値に幅がある点にはご注意ください。下の表のとおり、確認方法や対象によって有病率の数値は変わります。
| 研究名 | 対象 | 結果(限界含む) |
|---|---|---|
| Atroshi ら(JAMA, 1999, PMID 10411196) | 一般人口(症状と電気生理学的検査の両方で確認) | 有病率2.7% |
| Gebrye T ほか(Musculoskeletal Care, 2024, PMID 39672798)系統的レビュー・メタ分析 | 世界的なデータを統合 | 有病率約14.4%(診断基準の違いにより数値に幅あり) |
首から来るしびれとの違い(比較表)
夜のしびれがすべて手首由来とは限りません。首から出た神経が刺激されている場合も、似た部位にしびれが出ます。次の表を切り分けの目安にしてください。
| チェック項目 | 手首のトンネルが原因 | 首が原因(頸椎症性神経根症) |
|---|---|---|
| しびれの場所 | 親指〜薬指の親指側(小指はしびれない) | 片側の腕全体から手指へ帯のように広がる |
| 悪化するタイミング | 夜間から明け方・手首を内側に曲げたとき | 首を後ろや痛む側に傾けたとき・重い物を持ったとき |
| 手を振ったとき | しびれが一時的に楽になる | あまり変化しない |
| 首・肩の症状 | ないことが多い(手首から先が中心) | 首こり・肩甲骨の内側のだるさを伴うことが多い |
| 左右 | 両手に出ることが多い(妊娠中・更年期は特に) | 基本的に片側のみ |
| 確定診断 | 神経伝導速度検査で伝わり方の遅れを確認 | MRI・レントゲンで首の骨の変化を確認 |
※ この表は切り分けの目安です。両方が重なっている方もいらっしゃいます。判断は専門家による評価が必要です。
なぜ女性・産後・更年期に多い?
理由は2つあります。ひとつは、女性のほうが手首のトンネルの断面が小さく、もともと余裕が少ないこと。もうひとつは、妊娠後期・産後・更年期というホルモンが変わる時期に、むくみや靭帯のゆるみでトンネルの中の余裕がさらに減ることです。
年間発症率は女性が男性の約2.4倍とされています。
① トンネルの断面がもともと小さい
女性は手首の骨が男性より小さく、神経の通り道の断面も狭い傾向があります。同じだけ腱がむくんでも、余裕が少ないぶん神経が押されやすくなります。
② ホルモンの変化でむくみやすい時期がある
- 妊娠後期——靭帯をゆるめるホルモンの働きと、体液量の増加が重なり、トンネルの中がむくみます。両手に出ることが多いのが特徴です。
- 産後から授乳期——ホルモンの変動が続くところに、授乳と抱っこで手首を同じ向きに曲げ続ける負担が上乗せされます。
- 更年期——エストロゲンが減ることで、腱を包む膜に炎症や厚みが出やすくなります。
加えて、長時間のキーボード操作・スマートフォン・縫い物・料理・レジ打ちなど、手首を曲げたままの繰り返し作業は性別を問わず負担を高めます。産後の手首の痛みが親指側に集中している場合は、腱を包む膜の炎症が重なっていることもあります。詳しくは腱鞘炎の解説ページ、産後の体全体の変化については産後の腰痛・手首痛の解説をご覧ください。
自分で確かめる方法は?
自宅でできる目安が3つあります。手首を曲げて保つ・手首の中央を軽くたたく・手を振って変化を見る、の3つです。
いずれも陽性なら確定というものではなく、あくまで可能性の目安です。確定診断には整形外科での神経伝導速度検査が必要になります。
上の3つは整形外科の診察でも使われる所見ですが、単独では見落としも過剰な検出もあります。確定診断に用いられるのは神経伝導速度検査で、神経に電気を流して伝わる速さと大きさを測り、どこでどの程度遅れているかを客観的に判定します。
この検査は整形外科・手外科・神経内科など医科で行います。当院ではこの検査を行いませんので、必要と判断した場合は受診をおすすめします。
放置するとどうなる?(進行の段階)
段階が上がるほど、保存療法だけでの回復は難しくなります。夜のしびれが中心の段階なら装具と施術で変化が期待できますが、親指の付け根の筋肉がやせ、つまむ力が落ちた段階では手術のほうが有効な選択肢です。分かれ目は「筋肉のやせが出ているかどうか」です。
対応:夜の装具と保存療法で変化が期待できる段階。整骨院での手技・鍼灸も選択肢に入ります。
対応:整形外科での評価をおすすめする段階。注射や装具の継続と並行して保存療法を行い、変化がなければ手術を検討します。
対応:整形外科(手外科)での手術が最優先。この段階では、押され続けた神経の回復を保存療法だけで待つのは現実的ではありません。
「しびれるけれど仕事はできているから」と様子を見ているうちに、気づかないまま筋肉のやせが進んでいることがあります。「親指の付け根が以前より薄くなった気がする」「小銭を財布からつまみ出せない」という変化に気づいたら、早めに整形外科を受診してください。当院に来られた場合も、この2点は毎回確認します。
手根管症候群は整骨院と病院どっちに行くべき?
危険サイン(親指の付け根の筋肉のやせ・つまむ力の低下・一日中続くしびれ)があれば整形外科が先です。すでに診断を受けていて、装具と薬でしびれの出方が変わっていない段階なら、手技療法や鍼灸を専門とする整骨院が選択肢になります。両者は対立するものではなく、役割が違います。
病院にしかできないことと、整骨院が得意なことは、はっきり分かれています。
- 検査・投薬・注射・手術の判断は医療機関:神経伝導速度検査による確定診断、痛み止めの処方、注射、そして内視鏡で靭帯を切って圧迫を解く手術は医師の領域です。診断がまだの方は、まず受診を。
- 神経を押している条件への対応は整骨院:夜の手首の角度、前腕の張り、首や肩から続く緊張といった、画像に映らない条件を手技と鍼灸で扱います。
- 両方かかっても問題ありません:整形外科で経過を見てもらいながら、当院に通われている方も多くいらっしゃいます。医師からの指示があれば、それに沿って施術を組み立てます。
当院で手の状態を拝見して受診が先だと判断したときは、その場でそうお伝えします。手術を検討すべき段階の方に施術を続けることは、回復の機会を先送りすることになるためです。
手のしびれで来院される方は、すでに診断名を告げられ、夜の装具を渡されたうえで「それでも夜中に目が覚める」とお越しになるケースが目立ちます。よく見られるのは、装具のつけ方が合っておらず手首がまっすぐになっていないこと、そして前腕の内側が指で押せないほど張っていることです。まず装具を実際につけて見せていただき、そこから話を始めることを大切にしています。
※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。
手根管症候群はどのくらいの期間がかかる?
数回で片づく症状ではありません。当院がご提案する目安は、週1〜2回で通いながら3〜6ヶ月ほどというペースです。
押され続けた神経がもとの伝わり方に戻るには時間がかかり、そのあいだも毎日手を使うという条件が変わらないためです。あくまで目安であり、状態によって変わります。
神経は、筋肉のように短期間で入れ替わる組織ではありません。そのうえ手は、休ませようと思っても一日のうちで使わずにいられない部位です。「夜のしびれが軽くなった段階で装具をやめ、また明け方に目が覚めるようになる」という往復を、多くの方が経験しています。
そこで当院では、期間の目安を初回に共有したうえで、次のような区切りで進み具合を確認します。
- 最初の数週間:夜中に目が覚める回数と、朝のこわばりが取れるまでの時間の変化を見ます。
- 1〜2ヶ月目:しびれる指の範囲が狭くなっているか、日中のしびれが減っているかを見ます。通院間隔を空け始める判断材料です。
- 3〜6ヶ月:手を使う量を戻しても症状が強まらないかを確認し、セルフケア中心へ移行します。
この期間中も、親指の付け根の筋肉とつまむ力は毎回確認します。変化がないまま数か月が過ぎるようなら、保存療法を続けるより整形外科で再評価を受けるほうが良い段階です。その判断もこちらからお伝えします。
手根管症候群で自分でできることは?(やってはいけないこと・手順)
自宅でできる対応の柱は、①夜の手首をまっすぐに保つ ②神経を滑らせる運動をする ③手を使う時間を区切る、の3つです。順番を間違えると悪化することがあるため、まず避けるべき行動から確認してください。
- しびれる手のひらを強くもむ・手首をぐるぐる回す——押されている神経をさらに刺激することになり、しびれが強まります
- 痛みが強い日に手首を大きく反らせるストレッチをする——トンネルの中の圧力を上げる方向の動きです
- 夜の装具を「つらい日だけ」つける——夜の手首の角度を毎晩そろえることに意味があります。使い方は施術者か医師に確認を
- しびれたまま様子を見て、数か月を過ごす——筋肉のやせが出てからでは、選べる手段が減ります
① 夜の手首をまっすぐに保つ
渡された装具がある場合は、手首がまっすぐ(曲げも反らしもしない向き)になっているかを確認してつけてください。装具がない場合は、薄いタオルを手首の下に敷いて折れ曲がりを防ぐだけでも違います。就寝時に毎晩行うことが目的で、痛い日だけの使用では変化が出にくくなります。
② 神経を滑らせる運動
ひじを曲げて手のひらを上に向け、指をまっすぐ伸ばした状態から、手首をゆっくり反らせて5秒キープ、戻して5秒休みます。しびれが強く出る手前で止めるのがポイントで、痛みを我慢して行うものではありません。5回を1セット、1日2〜3セットが目安です。
③ 前腕の内側をゆるめる
ひじの内側から手首にかけての、手のひら側の筋肉を反対の親指で押さえ、押したまま手首をゆっくり反らせたり戻したりします。1か所につき10往復、3か所ほど場所を変えて行います。
入浴後など体が温まっている時間帯がおすすめです。強く押し込む必要はありません。
④ 手を使う時間を区切る
キーボードやスマートフォンを使う日は、30〜60分に一度は手を止め、指を大きく開いて閉じる動きを10回行います。手首を曲げたまま固定する時間を短くすることが目的です。マウスを使うときは、手首を机につけて折り曲げないよう位置を調整してください。
手根管症候群に鍼灸は効く?
鍼灸は、前腕の深い層と首肩の緊張をゆるめ、神経のまわりの血流を促す目的で行います。夜間の装具と比べた研究では痛みの軽減に有意な傾向が報告されていますが、研究の質はまだ十分とはいえません。
当院では言い切らず、装具と手技を土台に、その補助として組み合わせる位置づけでご提案しています。担当するのは在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)です。
いずれも根拠の質は低〜中程度で、効果には個人差があります。下の表に研究の概要をまとめます。
| 研究名 | 対象人数 | 結果(限界含む) |
|---|---|---|
| Dong Q ら 系統的レビュー・メタ分析(Frontiers in Neuroscience, 2023, PMID 36908786) | 16件のランダム化比較試験・計1,025名 | 鍼は夜間の装具と比べ痛みの軽減で優れていた一方、症状の重さや機能の面では差がなかった。補助的な治療として有益な可能性があるが、証拠の確実性は低い〜非常に低い |
| Jiménez Del Barrio S ら 系統的レビュー(Neurología, 2018, PMID 27461181) | 32件の比較試験 | 軽症〜中等症に対し、夜間の装具・神経を滑らせる運動・局所の手技療法を含む保存療法が症状と機能の改善に有効 |
前腕には、指を曲げる筋肉が何層にも重なっています。表面をさするだけでは奥の層まで届きにくく、首や肩の深いところも同様です。鍼はこの深さに直接アプローチできる点が特徴で、装具や湿布では変化がなかった方の選択肢になります。
当院は院名のとおり鍼灸を柱とする整骨院で、柔道整復師の手技と鍼灸をそれぞれの国家資格者が連携して組み合わせられることが強みです。鍼が初めての方向けの説明は鍼灸のご案内ページをご覧ください。授乳中の方への鍼については、担当の鍼灸師が状態を確認したうえで、部位と強さを調整して可否を判断します。
整骨院の手根管症候群の施術に保険は使える?
健康保険が使えるのは、転んで手をついた・強くひねったなど、いつ何をして痛めたかがはっきりした急性のケガに限られます。手根管症候群のように日々の負担が積み重なって出てきた神経のしびれは保険適用外(自費施術)です。診断名がついていることと保険が使えることは別の話なので、初回にご状況をうかがって適用範囲をご説明します。
- 保険適用になり得る例:転倒して手をついた、重い物を落として手首を打った、ひねった拍子に手首を痛めたなど、受傷の瞬間がはっきりしているケース
- 保険適用外(自費施術)の例:仕事や育児で手を使ううちに徐々にしびれてきた、いつからかはっきりしないケース
- 交通事故による受傷:自賠責保険での対応となり、窓口でのご負担はありません。詳しくは交通事故施術のページへ
「慢性でも保険で通える」といった案内は制度上正しくありません。当院では初回の問診で状態をうかがい、適用の可否と料金を施術前にご説明します。判断に迷う場合はお電話・LINEで事前にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
夜中に目が覚めない手を取り戻したい方は
長丘はりきゅう整骨院へ
福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。診断のその先を、国家資格者が一緒に組み立てます。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)
- Atroshi I, Gummesson C, et al. "Prevalence of carpal tunnel syndrome in a general population." JAMA, 1999;282(2):153-158. PMID: 10411196|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10411196/
- Gebrye T, Jeans E, Yeowell G, et al. "Global and Regional Prevalence of Carpal Tunnel Syndrome: A Meta-Analysis Based on a Systematic Review." Musculoskeletal Care, 2024;22(4):e70024. PMID: 39672798|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39672798/(有病率・年間発症率)
- Dong Q, Li H, Yuan L, et al. "Acupuncture for carpal tunnel syndrome: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials." Frontiers in Neuroscience, 2023. PMID: 36908786(16件のRCT・計1,025名/補助的治療として有効な可能性・証拠の確実性は低い〜非常に低い)|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36908786/
- Jiménez Del Barrio S, Bueno Gracia E, Hidalgo García C, et al. "Conservative treatment in patients with mild to moderate carpal tunnel syndrome: A systematic review." Neurología, 2018;33(9):590-601. PMID: 27461181|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27461181/(保存療法の系統的レビュー)
- ICD-10 G56.0(Carpal tunnel syndrome/手根管症候群)|https://icd.who.int/browse10/2019/en

施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|院長の経歴・想いはこちら ›
最終更新日:2026年9月7日