背中の痛み 整骨院 福岡市城南区|肩甲骨の内側・背中の張りに鍼灸×整骨
背中の痛みで最も多いのは、肩甲骨の内側に居座る張りとこりです。背中(胸椎部)の痛みは一般人口での1年有病率が15.0〜27.5%と報告されています(Briggs AM ら, BMC Musculoskeletal Disorders, 2009)。
長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区)では、柔道整復師が痛みの出どころを見極めたうえで、手技と鍼灸で深い層の筋肉と背骨の動きに働きかけます。積み重なった張りは自費施術です。
同じ背中でも、数週間〜数ヶ月つきまとう張りと、ある動作の瞬間に痛めたケガではやるべきことが変わります。後者はぎっくり背中のページにまとめました。また、体を動かしていないのに痛むときは内臓の不調が背中に出ていることがあるため、下の危険サインを先にご確認ください。
| 保険の適用 | いつ痛めたか明確なケガ ◎ / 長く続く張り・こり ×(自費) 負傷の原因がはっきりしたものだけが保険の対象です。疲労の蓄積によるものは自費施術となります。 |
| 通院回数の目安 | 長く続く張りは3〜6ヶ月・週1〜2回/急に痛めたケガは約1ヶ月・週2〜3回が目安 当院の基本ペースです。状態により変わります(初回にご説明します)。 |
| 受診の目安 | 胸の圧迫感・息苦しさ・冷や汗を伴う → 救急または循環器内科へ 背中は心臓や膵臓などの不調が痛みとして出る場所でもあり、その場合は施術より受診が先です。 |
| 統計データ | 背中(胸椎部)の痛みの1年有病率は一般人口で15.0〜27.5%(Briggs AM ら, BMC Musculoskeletal Disorders, 2009) 腰や首ほど話題になりませんが、就労世代にも学生にも広くみられる症状です。 |
- 胸の圧迫感・息苦しさ・冷や汗を伴う(循環器の病気の疑い・ためらわず救急要請を)
- 突然の、経験したことのない激しい背部痛
- 発熱を伴う背部痛
- 安静時も強まる痛み・夜間痛で眠れない
- 原因の思い当たらない体重減少がある
- 転倒・打撲など外傷のあとの痛み
- 片側にピリピリした痛みが出て、数日後に発疹が出た
1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へ。
当院は、柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み立てる複合アプローチで対応します。
「揉んでも戻る張りなのか、別の原因なのか分からない」というご相談でも歓迎します
こんな背中の痛みのお悩みはありませんか?
- 肩甲骨と背骨のあいだが、一日じゅう板を貼ったように張っている
- 大きく息を吸うと気持ちいいが、数十秒で元の重さに戻る
- 午後になるとパソコンの前で背中がずしんと重くなる
- 自分の手が届かない場所なので、こっても対処のしようがない
- 家族に踏んでもらった日はいいが、翌朝また同じところが張る
- 背もたれに体を預けないと、まっすぐな姿勢を保っていられない
- 上着を脱ぐ・後ろのファスナーを上げる動きが窮屈になってきた
- ネットで背中の痛みを調べて、内臓の不調ではないかと気になった
3つ以上当てはまる方は、張りを生んでいる出どころが手つかずのままかもしれません。
LINEで症状を相談する(無料)なぜ、その背中の痛みは良くならないのか?
背中は引っぱられている側だからです。肩が前へ巻き込むと肩甲骨は外へ滑り、内側の筋肉は引き伸ばされたまま緊張し続けます。押されて痛いのは背中側でも、張力を生んでいるのは胸の前の筋肉や、動きを失った背骨の胸の部分であることが少なくありません。
肩甲骨を背骨側へ引き寄せる菱形筋(りょうけいきん)や僧帽筋の中部は、腕を前に出した姿勢のあいだ、伸ばされながら肩甲骨を支え続けています。パソコン作業・スマートフォン・運転——腕が前にある時間が一日の大半を占めると、この筋肉は休む時間を失い、内部に押すと響く硬いしこり(トリガーポイント)ができます。ここを揉むと一時的にゆるみますが、肩甲骨の位置そのものが変わっていなければ、座った瞬間にまた引き伸ばされます。
もうひとつ見落とされやすいのが呼吸の浅さです。前かがみで胸がつぶれた姿勢が続くと、息は肩で吸う浅いものになり、背骨と肋骨をつなぐ関節がほとんど動かなくなります。
動かない関節のまわりの筋肉は、それだけで硬くなっていきます。「深呼吸をすると気持ちいい」のは、その関節が久しぶりに動くからで、裏を返せば普段は動いていないという合図です。
さらに、首のこりや肩のつらさと同時に起こることも多く、どこか一箇所だけを施術しても全体としては変わりません。当院の初回は、押して痛む場所を探すためではなく、その張りを生んでいる側を見つけるために使います。
なぜ当院で背中の痛みの改善が期待できるのか?——検査から再発予防まで
まず問診で内臓の不調が疑われないかを切り分け、そのうえで肩甲骨の動き・胸郭の広がり・首の状態を検査します。手技で背骨と肋骨の動きを取り戻しながら、手の届かない深い層には鍼でアプローチする——この二方向を1回の来院で組み合わせられるのが当院の形です。




当院が選ばれている6つの理由





医師・専門家・メディアからの評価



医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。


背中の痛みは整骨院と病院どっちに行くべき?
見分ける軸は「動きと連動しているか」です。振り向く・息を吸う・押すといった動作で痛みが変わるなら筋肉や関節の問題で、整骨院の対応領域です。反対に、じっとしていても痛む・発熱や胸の症状を伴うものは内臓の不調が背中に出ている可能性があり、医療機関の受診が先になります。
| こんな痛み方 | まず向かう先 |
|---|---|
| 動かすと痛む・押すと響く場所がある | 整骨院(筋肉・関節由来の可能性が高い) |
| 入浴やストレッチで一時的に軽くなる | 整骨院(血流と緊張が関与) |
| 姿勢によって強くなったり弱くなったりする | 整骨院(姿勢と負担のかかり方が関与) |
| 動きと無関係に痛む・夜間も続く | 内科など医療機関 |
| 胸の症状・発熱・冷や汗を伴う | 救急または循環器内科 |
| 強くぶつけた・転んだあとの痛み | 整形外科(骨折の確認が先) |
心筋梗塞や狭心症では左肩から背中へ痛みが出ることがあり、大動脈解離では突然の激しい背部痛、膵臓の炎症では食後にみぞおちから背中へ、腎盂腎炎では発熱を伴って腰から背中へ——いずれも動作とは無関係に痛むのが共通点です。当院でも、聞き取りでこれらが疑われる方には施術を行わず、先に受診をご案内しています。病院と整骨院は競合ではなく役割分担です。
背中のつらさで相談にいらっしゃる方は、首や肩のこりを同時に抱えているケースが目立ちます。「肩こりだと思って通っていたが、実は背中側のほうが重い」と話される方も少なくありません。デスクに向かう時間が長い方ほど、この重なり方をされている印象があります。
※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。
肩甲骨の内側が痛いのはなぜ?
多いのは、肩甲骨を背骨側へ引き寄せる菱形筋・僧帽筋中部が伸ばされたまま緊張し続けることで生じる筋肉由来の痛みです。加えて、巻き肩による肩甲骨の位置のずれ、首の骨から響く関連痛の3つが代表的な背景になります。
背景1:伸ばされたまま働き続ける筋肉
腕を前に出した姿勢では、菱形筋は縮むのではなく引き伸ばされながら肩甲骨を支えます。この「伸ばされたまま力を出す」状態が続くと、筋肉の中に押すと響く硬いしこりができ、鈍い重だるさとして感じられます。ズーンとした感じが一点に集まるのはこのためです。
背景2:巻き肩で肩甲骨が外へ滑ったまま固定される
肩が前へ入り背中が丸まると、肩甲骨は外側へずれた位置で居座ります。内側の筋肉は常に引っぱられ、血のめぐりが落ちて痛みが長引きます。猫背の傾向を指摘されたことがある方は猫背のページもあわせてご覧ください。
背景3:首の骨から響く関連痛
首の骨の間から出る神経の影響で、痛みが肩甲骨の内側に飛んで感じられることがあります。首を動かすと背中側の感じ方が変わる場合はこのタイプが疑われ、背中だけを施術しても手応えが出にくくなります。スマートフォンで首が前に出やすい方はストレートネックのページで詳しく解説しています。
デスクワークで背中が張るのはどうして?
座って画面を見る姿勢では、頭と両腕の重さを背中の筋肉が支え続けます。筋肉は動かさずに力を出し続けると内部の血流が落ち、疲労がたまって張り・こわばり・鈍い痛みに変わります。「動いていないのに疲れる」のはこの仕組みによるものです。
成人の頭部はおよそ5kg前後あり、そこへ左右の腕の重さが加わります。前かがみになるほど、この重さを支える背中側の負担は増していきます。
しかも支えている時間のあいだ、筋肉はほとんど長さを変えません。動きのない緊張が続くほど血のめぐりは落ち、夕方になって「背中がパンパン」という状態ができあがります。
もうひとつは胸郭の問題です。丸まった姿勢が続くと、背骨と肋骨をつなぐ関節が動く機会を失い、呼吸は浅く小さくなります。
本来ここが担うはずのひねりや反らしの動きは首と腰が肩代わりするため、背中の張りに首のこりや腰の重さが連れ立って現れます。腰まで重さが広がっている方は長引く腰の重さのページもご覧ください。
背中の張りにストレッチは効く?
軽い張りであれば、セルフケアで十分楽になります。方向は2つ、「肩甲骨を動かすこと」と「胸を開くこと」です。ただし数週間続く痛み、行うと悪化する痛み、しびれを伴うものは無理をせず、先に状態の評価を受けてください。
肩甲骨よせ運動
両肘を90度に曲げて体側につけ、息を吐きながら左右の肩甲骨を背骨へ寄せて5秒キープ。10回を1日3セット。肩をすくめないのがコツです。
胸開きストレッチ
壁やドア枠に片手のひらを肩の高さで当て、体を反対側へゆっくりひねって胸の前を20〜30秒伸ばします。左右各2〜3回。前に縮んだ側をゆるめる目的です。
タオルを使った背骨のばし
丸めたバスタオルを肩甲骨の下あたりに横向きに敷いて仰向けになり、両腕を頭上へ伸ばして30秒〜1分。腰が反って痛む場合は中止してください。
セルフケアで手応えが出ない、あるいは行うほど重くなる場合、深い層のこわばりや背骨の動きの低下、首から響く痛みなど、自分では届かない場所に出どころがあります。自己流を続けるより、一度確かめてみることをおすすめします。
背中の痛みに鍼灸は効く?
慢性の筋骨格系の痛みに対する鍼治療は、約2万人分の患者データを統合した解析で、偽鍼やケアなしと比べて臨床的に意味のある軽減が報告されています。手のマッサージが届きにくい深い層に直接届く点が特徴で、当院では在籍の鍼灸師が担当します。効果には個人差があります。
Vickers AJ ら(The Journal of Pain, 2018)による約2万人の患者データを統合した個別患者データメタ解析では、慢性の筋骨格系疼痛(腰背部痛・頸部痛を含む)に対する鍼治療は、偽鍼およびケアなしと比較して統計学的に有意かつ臨床的に意味のある痛みの軽減を示し、効果は時間が経っても大きく減衰しないことが報告されています(PMID: 29198932)。
Masaracchio M ら(PLoS One, 2019)の系統的レビュー・メタ解析では、胸椎への徒手的アプローチが、首・肩甲帯領域の痛みと機能障害の短期的な改善に有効であることが報告されています。背中側の状態を整えることが首肩の症状の軽減にもつながることを示す知見です(PMID: 30759118)。
| 研究 | 対象 | 結果 |
|---|---|---|
| Vickers AJ ら, 2018(個別患者データメタ解析) | 慢性筋骨格系疼痛の患者データ 約2万人分 | 偽鍼・ケアなしと比較し臨床的に意味のある痛みの軽減。効果は時間が経っても大きく減衰しない |
| Masaracchio M ら, 2019(系統的レビュー・メタ解析) | 頸部痛関連の研究群 | 胸椎への徒手的アプローチが首・肩甲帯領域の痛み・機能障害の短期的改善に有効 |
鍼は、指では圧が届きにくい菱形筋や脊柱起立筋の深い層へ、必要な深さだけピンポイントに刺激を届けられます。「揉んでもらっている最中は気持ちいいが、届いている感じがしない」という方に選ばれることが多い方法です。鍼が初めての方には太さや刺激量を調整しながら進めますので、遠慮なくお申し出ください。
背中の施術に保険は使える?
健康保険が使えるのは、原因のはっきりした急性のケガ(捻挫・打撲・挫傷)に限られます。重い物を持ち上げて痛めた、ひねって痛めたといったものは対象になり得ますが、疲労の蓄積による張り・こりは対象外の自費施術です。
対象になり得るケース
- 重い荷物を持ち上げた際に背中を痛めた(挫傷)
- スポーツや作業中に体をひねって痛めた
- 転倒などで背中を打撲した
対象外(自費施術)となるケース
- 思い当たるきっかけがなく、長く続いている張り・こり
- 座り仕事の疲労からくるこわばり
- 疲労回復・リラクゼーション目的の施術
大切なのは、来院時に「いつ・どこで・何をして痛めたか」を正確にお伝えいただくことです。聞き取りをもとに適用の可否と料金を施術前にご説明しますので、あいまいなまま施術に入ることはありません。「長く続く張りでも保険で通える」といった案内は制度上正しくありません。
よくある質問(FAQ)
福岡市城南区で背中の痛みのご相談は
長丘はりきゅう整骨院へ
城南区・南区・早良区から多数ご来院。月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
- Briggs AM, et al. "Thoracic spine pain in the general population: prevalence, incidence and associated factors in children, adolescents and adults. A systematic review." BMC Musculoskeletal Disorders, 2009; 10: 77. PMID: 19563667|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19563667/
- Vickers AJ, et al. "Acupuncture for Chronic Pain: Update of an Individual Patient Data Meta-Analysis." The Journal of Pain, 2018; 19(5): 455–474. PMID: 29198932|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29198932/
- Masaracchio M, et al. "Thoracic spine manipulation for the management of mechanical neck pain: A systematic review and meta-analysis." PLoS One, 2019; 14(2): e0211877. PMID: 30759118|https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30759118/
※これらは施術効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|院長の経歴・想いはこちら ›
最終更新日:2026年9月7日
