更年期の不調(ホットフラッシュ・自律神経)を鍼灸で|福岡市城南区 長丘はりきゅう整骨院

更年期の不調は、卵巣の働きが変わる時期に女性ホルモンが大きく揺れ、体温調節や自律神経の調整が追いつかなくなって起こります。更年期症状を自覚しながら医療機関を受診していない女性は40代で81.7%・50代で78.9%にのぼります(厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」令和4年)。
婦人科の治療を受けていても、ほてりや発汗、眠りの浅さ、肩や関節のこわばりだけが残ることは珍しくありません。長丘はりきゅう整骨院(福岡市城南区)は、その残った部分に手技と鍼灸で向き合う鍼灸整骨院です。
婦人科や病院で良くならなかった方へ。当院は婦人科の治療をやめさせる立場ではありません。ホルモン補充療法も漢方薬も、更年期障害に対して確立された選択肢です。それを続けていただいたうえで、薬では手の届きにくい「首肩のこわばり」「眠りの質」「体の冷えとのぼせ」に、はり師・きゅう師と柔道整復師が横から手を入れる——それが当院の役割です。まだ婦人科にかかっていない方には、受診をおすすめするところから始めます。
| 保険の適用 | 更年期の不調への施術は ×(自費) 柔道整復の健康保険は急性・亜急性のケガに限られるため、この症状は対象外です。 |
| 通院回数の目安 | 慢性は3〜6ヶ月(週1〜2回)が目安 更年期の不調は慢性の症状として扱います。状態により変わります(初回にご説明します)。 |
| 受診の目安 | 不正出血 → 婦人科/強い動悸・胸の痛み → 循環器内科/気分の落ち込みで日常が回らない → 心療内科 更年期と決めつけず、別の病気が隠れていないかを確かめることが先になります。 |
| 統計データ | 更年期症状を自覚しながら受診していない女性は40代で81.7%・50代で78.9%(厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」令和4年) 更年期障害の可能性があると考えている割合は40代28.3%・50代38.3%(同調査)。多くの方が相談先を見つけられないまま過ごしています。 |
- 月経以外の出血がある・閉経したはずなのに出血した(婦人科へ)
- 強い動悸が長く続く/胸が締めつけられるように痛む(循環器内科へ)
- 気分の落ち込みが重く、家事や仕事が回らない(心療内科・精神科へ)
- ダイエットをしていないのに体重が急に減った(内科へ)
- 強い息切れ・手の震え・首の腫れを伴う(甲状腺の検査を)
1つでも当てはまる場合は、施術より先に医療機関へ。
当院は、柔道整復師(国家資格)の院長・河野太朗と、国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨の手技と鍼灸を、それぞれの国家資格者が連携して組み立てる複合アプローチで対応します。更年期の不調に対する鍼とお灸は、はり師・きゅう師の資格をもつ担当者が行います。
「これは更年期なのか、別の何かなのか」という段階のご相談でもかまいません
こんな更年期のお悩みはありませんか?
- 会議中や人と話している最中に、急に汗が噴き出す
- 夜中に寝汗で目が覚め、着替えないと眠り直せない
- ささいなことでイライラして、あとから自己嫌悪になる
- 寝つけないのに、日中は眠くて頭が働かない
- 朝、手指や膝がこわばって、動かせるまで時間がかかる
- 婦人科で薬をもらったが、だるさと気分の波は残っている
- 「年齢のせい」と言われて、それ以上相談できずにいる
- 心臓がドキドキして不安になるが、検査では何も出ない
3つ以上当てはまる方は、我慢の期間を延ばすほど体力のほうが先に削られていきます。
LINEで症状を相談する(無料)なぜ、その更年期の不調は年齢のせいで片づけられてしまうのか?
症状が多すぎて、ひとつの窓口に収まらないからです。ほてりは内科、動悸は循環器、眠れないのは心療内科、関節のこわばりは整形外科——ばらばらに相談すると、どこでも「大きな異常はありません」と言われ、最後に残るのが「年齢的なものですね」という一言です。ばらばらに見えている症状の出どころが一つだ、という見立てがないまま時間だけが過ぎていきます。
更年期は、閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間を指します(日本産科婦人科学会)。日本人女性が閉経を迎える年齢は50歳前後といわれ、早い方は40代前半、遅い方は50代後半です。つまり40代半ばから50代半ばにかけて、多くの方がこの10年のどこかにいることになります。
この時期、卵巣から出る女性ホルモンは、なだらかに減るのではなく、大きく上下に振れながら減っていきます。脳の側は、その揺れに合わせて体温・心拍・発汗・眠りの深さを調整し直そうとしますが、揺れが速すぎて追いつきません。
追いつかない状態が、顔の火照りとして出る方もいれば、動悸として出る方も、寝つきの悪さとして出る方もいる。症状が人によってまるで違うのは、揺れに弱い場所が人によって違うからです。
やっかいなのは、そこに睡眠不足・肩や首のこわばり・仕事や介護の負担が上乗せされることです。ホルモンの揺れは薬で支えられても、上乗せされたぶんは薬の担当範囲ではありません。
「治療は受けているのに、なんとなくつらいまま」という状態は、この上乗せ部分が手つかずで残っているときに起こります。当院が引き受けるのは、まさにこの上乗せ部分です。
そしてもう一つ、我慢が長引く理由があります。厚生労働省の調査では、更年期症状を自覚していながら医療機関を受診していない女性は40代で81.7%、50代で78.9%にのぼりました。
つらいのに相談していない人のほうが、圧倒的に多いのです。相談していないのですから、当然「よくならない」まま時間が過ぎます。
なぜ当院で更年期の不調の改善が期待できるのか?——薬の隣にある仕事
当院は、婦人科の治療と競うのではなく、その隣に立ちます。ホルモンの揺れそのものは薬の担当。当院が担当するのは、揺れに耐える体の側——固まった首肩と背中、浅くなった眠り、冷えとのぼせが同居した体温の偏りです。更年期の不調への施術は自費で、はり師・きゅう師と柔道整復師が分担して進めます。




当院が選ばれている6つの理由





医師・専門家・メディアからの評価



医師の川浪憲一先生(クリニック院長)から「患者さんの根本原因を丁寧に探り、適切なアプローチで改善へ導く本物の技術。医師として自信を持って推薦できます」との推薦をいただいています(推薦の全文はこちら)。


更年期の不調を本気で楽にしたいなら
長丘はりきゅう整骨院へ
婦人科の治療はそのままで大丈夫です。薬の隣で何ができるかを、初回にご提案します。相談だけでも歓迎です。
更年期の不調は整骨院と病院どっちに行くべき?
順番があります。婦人科が先、鍼灸整骨院はそのあと(あるいは並行)です。更年期障害の診断と治療は婦人科の仕事で、血液検査で他の病気と切り分けることも、ホルモン補充療法や漢方薬を選ぶことも、当院にはできません。
当院の出番は、診断がついて治療が始まってからも残るつらさ、あるいは検査で異常が出なかったときの体の側です。
ホルモン補充療法も漢方薬も、更年期障害に対して長く使われてきた確かな選択肢です。当院に来られたことで薬をやめる必要はまったくありません。
「鍼灸を始めたので薬をやめたい」というご相談があった場合も、判断は処方している医師にお任せするようお伝えしています。両方を続けながら、どこまで楽になったかを一緒に見ていくのがいちばん現実的です。
当院に更年期のご相談で来られる方には、二つの入り方があります。ひとつは、婦人科で治療を始めたけれど肩や首の張り・眠りの浅さだけが取り残されている方。
もうひとつは、肩こりや不眠として来院され、お話を伺ううちに年代と症状の重なりが見えてくる方です。後者の場合は、婦人科で一度診てもらうことをおすすめしたうえで、体の側の施術を進めています。
※統計データではなく、当院での臨床上の実感としてご紹介しています。
ホルモン補充療法や漢方と、鍼灸は併用できる?
できます。鍼灸は薬を体に入れるものではないため、飲み薬・貼り薬・塗り薬と作用がぶつかる心配は基本的にありません。
ただし、飲んでいるお薬は初回に必ず教えてください。血をサラサラにするお薬を使っている方は、内出血が出やすいため刺す深さと本数を控えめに調整します。
| 担当 | できること | できないこと |
|---|---|---|
| 婦人科 | 血液検査での切り分け、ホルモン補充療法や漢方薬の処方、他の病気の除外 | 肩や首にたまった張りを直接ゆるめること |
| 当院(鍼灸整骨院) | 首肩・背中のこわばり、冷えとのぼせの偏り、眠りの浅さへの働きかけ | 診断、薬の処方・中止の判断、ホルモン値の測定 |
ときどき「両方やると効いたのがどちらか分からなくなる」と気にされる方がいます。それでもかまわない、というのが当院の考えです。
目的は原因の犯人探しではなく、日々の暮らしが回るようになることだからです。どちらが効いたかを知りたい場合は、まず薬を安定させ、そのうえで鍼灸を足す順番にすると変化が見えやすくなります。
なお、乳がんの既往などでホルモン補充療法を選べない方からのご相談もあります。その場合も、体の側にできることは変わりません。主治医に「鍼灸を受けてよいか」を一度確認していただければ、こちらは通常どおり進められます。
更年期に肩こり・関節のこわばりが増えるのはなぜ?
女性ホルモンには、関節や腱のまわりの組織をしなやかに保つ働きがあると考えられています。この時期にその支えが細くなることで、朝の手指のこわばり、肩が上がりにくい、膝が曲げにくいといった変化が出やすくなります。「急に体が硬くなった気がする」という実感には、こういう背景があります。
実際、厚生労働省の調査でも、更年期症状として挙げられているものの中に関節痛や冷えが含まれています。ほてりや発汗だけが更年期の顔ではありません。肩こりで来院された方が、伺ってみると同じ時期からほてりや眠りの変化も抱えていた、というのは当院でもよくある光景です。
ここは、まさに当院が手を出せる領域です。ホルモンの揺れそのものは薬の担当ですが、固まった筋肉と関節のまわりは、手技と鍼で直接ゆるめられます。
肩や首の張りそのものへの向き合い方は肩こりの解説ページに、眠りの浅さが前面に出ている場合は不眠の解説ページにまとめています。体のあちこちに不調が散らばっている場合は自律神経失調症の解説ページもあわせてご覧ください。
更年期の不調に鍼灸は効く?
ほてりや発汗については、「何もしないより良かった」という研究があり、一方で「偽の鍼と比べると差がはっきりしない」という報告もあります。鍼灸はホルモン補充療法の代わりにはなりません。当院は、薬に加えて体の側からできることを増やす手段として鍼灸を位置づけています。
Avis NE らの無作為化比較試験(Menopause, 2016年6月)は、1日4回以上のほてり・のぼせがある45〜60歳の女性209名を、先に鍼を受ける群と後から受ける群に分けて比較しました。6ヶ月の時点で、鍼を受けた群はほてりの回数が36.7%減り、まだ受けていない群では6.0%増えていました(群間比較 P<0.001)。
改善は3回の施術のあとから統計的に確認でき、効果が最大になったのは中央値で8回目でした。ただし比較相手は「何もしない群」であり、偽の鍼との比較ではありません。
Dodin S らのコクラン・システマティックレビュー(Cochrane Database of Systematic Reviews, 2013年)は、更年期のほてりに対する鍼を調べた16試験・合計1,155名をまとめました。偽の鍼と比べた8試験(414名)では、ほてりの回数に統計的な差は出ていません(平均差 −1.13回/日、95%信頼区間 −2.55〜0.29、質は低い)。
一方、何もしない群と比べた3試験(463名)では、回数・つらさとも鍼のほうが良好でした。またホルモン補充療法と比べた3試験では、ホルモン補充療法のほうがほてりの回数を抑えていました。
| 研究 | 対象 | 結果(限界含む) |
|---|---|---|
| Avis NE ら, 2016(RCT) | ほてり・のぼせがある45〜60歳の女性209名 | 鍼を受けた群はほてりの回数が36.7%減、対照群は6.0%増(P<0.001)。比較相手は「何もしない群」で偽鍼との比較ではない |
| Dodin S ら, 2013(Cochrane Review) | 更年期のほてりに関する16試験・合計1,155名 | 偽鍼と比べた8試験(414名)は有意差なし。無治療と比べた3試験(463名)は鍼が良好。ホルモン補充療法と比べた3試験はホルモン補充療法が優位 |
この2つを並べると、正直なところが見えてきます。ほてりだけを取り上げれば、薬にかなうものではない。けれど、何もしないで我慢している状態と比べれば、変化は期待できる。
そして更年期のつらさは、ほてりの回数だけではありません。眠りの浅さ、肩と首の張り、朝のこわばり——数字になりにくいこの部分こそ、来院される方が「これがつらい」と話される中身です。
当院は院名のとおり鍼灸を柱とする整骨院で、鍼灸施術は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)が担当します。柔道整復師の手技と組み合わせられることが強みです。運動を取り入れたい方は更年期の運動の解説ページ、自分で押せる場所を知りたい方は更年期のツボの解説ページもご覧ください。
整骨院・鍼灸院の更年期施術に保険は使える?
使えません。整骨院で健康保険が使えるのは、いつ何をして痛めたかがはっきりした急性・亜急性のケガ(捻挫・打撲・挫傷など)に限られます。更年期の不調はこの枠に入らないため、自費施術となります。
「更年期でも保険で通える」という案内は制度上、正しくありません。
- 保険の対象になる例:転んで手をついた、階段を踏み外して足首をひねった、といった原因のはっきりしたケガ
- 保険の対象外(自費施術)の例:ほてり・発汗・動悸・眠りの浅さ、慢性的な肩や首の張り、原因のはっきりしない不調
なお、鍼灸には医師の同意書があれば健康保険を使える制度がありますが、対象となる病気は神経痛・リウマチ・腰痛症・五十肩・頸腕症候群・頸椎捻挫後遺症の6つに決まっており、更年期障害は含まれていません。この点も初回に率直にお伝えします。金額と回数の見通しは、施術を始める前にご説明します。
自分でできる対処はある?(体温・眠り・カフェイン)
3つあります。①体温が上がる引き金を減らす ②足元を温めて上下の偏りをならす ③カフェインとお酒の時間帯をずらす。がんばって我慢することは対処に入りません。
記録を取って自分の引き金を知るほうが、はるかに役に立ちます。
- 引き金を減らす:熱い飲み物、辛いもの、急に暑い場所へ入ること、締めつける服。ほてりが出た直前の10分に何をしていたかを1週間メモすると、自分の引き金が見えてきます。
- 足元を温める:顔がほてる方ほど足先は冷えています。靴下やレッグウォーマーで足首から下を温めると、上に集まった熱が散りやすくなります。入浴は熱すぎない湯に、少し長めが向いています。
- 時間帯をずらす:カフェインもお酒も、寝る前に入ると夜中の発汗と中途覚醒を招きます。やめるのではなく、飲む時刻を前倒しにするだけでも眠りの質が変わる方がいます。
⚠️ セルフケアは補助です。工夫を続けても変わらない、あるいは日常が回らないほどつらい場合は、我慢を延長せず婦人科へ。体を動かすところから始めたい方は更年期の運動の解説ページに、自分で押せる場所は更年期のツボの解説ページにまとめています。
よくある質問(FAQ)
初回はいちばん控えめな刺激量から始め、その日の帰り道と翌日の感じ方を次回うかがってから調整します。鍼が不安な方には、お灸や手技だけで組み立てることもできます。
「年齢のせい」で終わらせる前に
一度ご相談ください
福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。婦人科と当院、どちらが先かの見立てからお伝えします。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長尾公園前」徒歩1分|駐車場4台
月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)
- 厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査(結果概要)」令和4年7月26日公表(令和4年3月25日〜28日実施・全国20〜64歳の女性2,975人/男性2,025人・計5,000人のインターネット調査。更年期障害の可能性があると考えている女性は40〜49歳28.3%・50〜59歳38.3%/更年期症状を自覚しながら受診していない女性は40〜49歳81.7%・50〜59歳78.9%)|https://www.mhlw.go.jp/content/000969136.pdf
- 日本産科婦人科学会「更年期障害」(閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間が更年期。日本人女性の閉経は50歳前後、早い人で40代前半・遅い人で50代後半)|https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=14
- Avis NE, Coeytaux RR, Isom S, Prevette K, Morgan T. "Acupuncture in Menopause (AIM) study: a pragmatic, randomized controlled trial." Menopause, 2016 Jun;23(6):626-37.(209名/6ヶ月で鍼群−36.7%・対照群+6.0%/3回目から有意・最大効果は中央値8回目)PMID: 27023860
- Dodin S, Blanchet C, Marc I, Ernst E, Wu T, Vaillancourt C, Paquette J, Maunsell E. "Acupuncture for menopausal hot flushes." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2013 Jul 30;2013(7):CD007410.(16試験1,155名/偽鍼比較8試験414名でMD −1.13回/日・95%CI −2.55〜0.29で有意差なし/無治療比較3試験463名では有意/ホルモン補充療法比較では同療法が優位)PMID: 23897589

施術歴14年以上|鍼灸に関する記述は在籍の鍼灸師(はり師・きゅう師)の監修協力|院長の経歴・想いはこちら ›
最終更新日:2026年9月7日