生理痛 鍼灸 福岡市城南区|月経困難症・PMSを鍼治療で和らげる
生理痛(月経困難症)の主な原因はプロスタグランジンというホルモン様物質の過剰分泌で、子宮が過収縮を起こすことで激しい下腹部痛・腰痛が生じます。生理のある女性の約7割(70%)以上が経験すると報告されており(厚生労働省研究班監修)、決して「がまんするしかない」症状ではありません。
鍼治療は骨盤内の血流を改善し、プロスタグランジン過剰分泌に伴う過収縮を和らげることが期待されます。コクランレビュー(Smith CA et al. 2016)では、鍼治療が月経困難症の痛み軽減に有効な可能性が示されています。
長丘はりきゅう整骨院では、鍼治療×骨盤整体×自律神経調整の複合アプローチで生理痛の根本原因にアプローチします。
院長・河野太朗(柔道整復師)と国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)が在籍。整骨院の手技と鍼灸の複合アプローチに対応。生理痛は「毎月のこと」と放置されがちですが、痛みが強くなっている・鎮痛剤が効きにくくなってきた場合は、子宮内膜症などの背景疾患がある可能性もあります。まず婦人科での確認を経たうえで、鍼灸×整骨のアプローチを組み合わせることで痛みの緩和を目指します。
✅ 院長 河野太朗|柔道整復師(国家資格・施術歴14年)
✅ 国家資格をもつ鍼灸師(はり師・きゅう師)在籍
✅ 健康雑誌『わかさ』掲載
✅ Google★4.9(203件)
生理痛(原発性月経困難症)に対する鍼治療の有効性は、複数の臨床試験で報告されています。Smith CA, Armour M, Zhu X et al.(Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, CD007854)のコクランレビューでは、鍼治療が月経困難症の痛みをNSAIDs(消炎鎮痛剤)と同等かそれ以上に軽減し、副作用が少ない可能性が示されています。骨盤内血流の改善・プロスタグランジン関連の過収縮緩和・自律神経調整が複合的に働くと考えられています。
① 生理痛とは|原因・種類・症状
生理痛(月経困難症)とは、月経中に下腹部痛・腰痛・頭痛・吐き気・下痢などの症状が現れ、日常生活や仕事・学業に支障をきたす状態です。生理のある女性の約7割(70%)以上が何らかの月経痛を経験するとされており、鎮痛剤が必要なほど強い痛みを抱える方も少なくありません(厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ)。
原発性と続発性の違い
- 原発性月経困難症(機能性):子宮内膜症・子宮筋腫などの基礎疾患がなく、プロスタグランジンの過剰分泌が主因。思春期〜20代に多い
- 続発性月経困難症(器質性):子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症などの疾患が背景にある。年齢とともに悪化しやすい。まず婦人科を受診
⚠️ 生理痛がひどくなってきた・鎮痛剤が効かなくなってきた場合は、子宮内膜症などの基礎疾患のサインである可能性があります。まず婦人科(産婦人科)を受診し、器質性疾患を除外してください。当院への来院と並行して婦人科の受診・治療を続けることを強くお勧めします。
主な症状
「毎月痛み止めを飲んでいるが量が増えてきた」「立ち仕事で生理中が特につらい」「冷えると症状が悪化する」というご相談が多くあります。鎮痛剤の量が増えている場合は、まず婦人科での確認と並行して、鍼灸×骨盤整体での根本ケアをご検討ください。
② PMS(月経前症候群)との関係
PMS(月経前症候群)とは、生理の3〜10日前から現れるイライラ・むくみ・乳房の張り・頭痛・腰痛・気分の落ち込みなどの症状が、生理開始とともに軽快する状態です。日本産科婦人科学会によると、月経のある女性の約70〜80%が何らかのPMS症状を経験するとされています。
PMSの主な症状
- 精神症状:イライラ・気分の浮き沈み・集中できない・涙もろくなる
- 身体症状:乳房の張り・下腹部のはり・むくみ・頭痛・腰痛・倦怠感
- PMDD(月経前不快気分障害):PMSより症状が重く、日常生活に著しい支障をきたす。精神科・婦人科での治療が優先
PMS・生理痛ともに、自律神経のバランスの乱れが症状を悪化させる大きな要因です。鍼治療×整体で自律神経を整えることは、PMSの緩和にも補完的に役立つ可能性があります。
当院では「毎月の生理時の痛み(月経困難症)」と「生理前のイライラ・むくみ(PMS)」の両方を、自律神経・骨盤・血流の観点から総合的にアプローチします。PMDD(月経前不快気分障害)が疑われる方は、精神科・婦人科への受診を優先してください。
③ 鍼灸が生理痛に作用するメカニズム
鍼治療が生理痛(月経困難症)に効果をもたらすメカニズムとして、以下の3つが考えられています。
生理痛の一因は骨盤内の血液循環不良による「うっ血」です。鍼刺激は血管拡張・血流促進に作用し、骨盤内の充血・冷えを改善します。冷えが強い方・生理のたびに腰が重くなる方に特に有効なアプローチです。
鍼治療が子宮内膜でのプロスタグランジン産生を抑制・調節する可能性が示されています。プロスタグランジンによる子宮平滑筋の過収縮が緩和されると、痙攣様の痛みが軽減されやすくなります。
生理前〜生理中は自律神経が乱れやすく、交感神経優位になることで血管が収縮し痛みが増幅されます。鍼治療は副交感神経を活性化し、全身のリラクゼーション状態をつくることで痛みの感受性を下げることが期待できます。
骨盤整体が生理痛に役立つ理由
骨盤のゆがみ(特に仙腸関節のつまり)は骨盤内臓器への血行を妨げ、月経時の痛みを増幅させることがあります。整体で骨盤・仙骨周囲のアライメントを整えることで、骨盤内の血流改善・子宮への神経的な圧迫の軽減が期待できます。
④ 当院の生理痛アプローチ(鍼治療×骨盤整体×自律神経調整)
長丘はりきゅう整骨院では、生理痛の原因を「プロスタグランジン・骨盤血流・自律神経・生活習慣」の4軸から評価し、以下の5ステップで施術を進めます。
生理周期・痛みが強い日・随伴症状(頭痛・吐き気・腰痛・PMS)・婦人科での診断状況・鎮痛剤の使用量などを丁寧に確認します。続発性(器質性)疾患の可能性がある方には婦人科受診を優先的にお勧めします。
骨盤のゆがみ・仙腸関節の制限・腰椎アライメントを評価。骨盤内臓器への血行に影響している部位を特定します。生理中は施術の刺激量を調節して進めます。
三陰交(内くるぶしの上)・関元(下腹部)・次髎(仙骨部)・合谷・足三里などの月経痛・血流改善に関わるツボに鍼を施します。生理10〜7日前から始めると予防的な効果が期待できます。
骨盤・仙骨のアライメントを整えることで骨盤内の血行・神経系の働きを改善。電気治療(ハイボルト)で腰部・骨盤周囲の筋緊張を深部から緩和します。
体を温める食材・腹部の保温・月経前の過度な運動制限・マグネシウム摂取など、生理痛を悪化させない生活習慣についてアドバイスします。
国家資格をもつ鍼灸師による鍼治療と、柔道整復師の院長による骨盤整体を一度の施術で組み合わせることができます。生理痛・PMS・腰痛・自律神経の乱れを複合的にアプローチできるのが当院の特徴です。女性スタッフへのご相談をご希望の方はご予約時にお申し付けください。
⑤ 生理痛セルフチェック(来院の目安)
- 生理1〜2日目に下腹部が強くけいれんするように痛む
- 毎回鎮痛剤が必要で、以前より量が増えてきた
- 腰が重く、立ち仕事・外出が困難になる
- 吐き気・下痢・頭痛も生理に伴って出る
- 生理前1週間からイライラ・むくみ・気分の落ち込みが強い(PMS)
- 冷えると生理痛が悪化する
- 生理量が多い・血の塊が出る(まず婦人科を受診)
- 痛みが生理時以外(排卵期・性交時・排便時)にも続く(子宮内膜症の可能性・要婦人科受診)
- 鎮痛剤を飲んでも痛みが取れない状態が続いている
4つ以上当てはまる方は、鍼灸×骨盤整体でのアプローチをご検討ください。下から3つに当てはまる方は、まず婦人科(産婦人科)を受診してください。
⑥ 医療エビデンス
Smith CA, Armour M, Zhu X et al.(Cochrane Database of Systematic Reviews, 2016, Issue 4, CD007854)のコクランレビューでは、複数のランダム化比較試験(RCT)を解析し、鍼治療が月経困難症の痛みをNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)と同等かそれ以上に軽減し、副作用が少ない可能性があることを報告しています。また、sham鍼(偽鍼)と比較しても鍼治療群で有意な痛みの軽減が認められた試験があることを示しています。
厚生労働省研究班監修「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」によると、生理痛(月経困難症)は生理のある女性の約7割(70%)以上が経験するとされており、そのうち鎮痛剤が必要なほど強い痛みが続く方は全体の10〜20%に上ると報告されています。「生理痛はがまんすればよい」という認識の見直しが求められており、適切な治療・ケアを受けることが重要です。
⑦ よくある質問(FAQ)
生理痛・月経困難症の専門施術ページもご覧ください
このコラムをお読みの方には、こちらの専門施術ページが特に役立ちます。鍼治療×骨盤整体×城南区の当院ならではのアプローチを詳しくご案内しています。
毎月の生理痛を一人で抱えないでください
福岡市城南区・南区・早良区から多数ご来院。月火木金土日祝 9:00〜12:30 / 15:00〜20:00(水曜定休)。まずはお気軽にご連絡ください。
福岡市城南区樋井川2-1-62 マークス城南1F|西鉄バス「長丘公園前」徒歩1分|駐車場5台
- Smith CA, Armour M, Zhu X, Li X, Lu ZY, Song J. "Acupuncture for dysmenorrhoea." Cochrane Database of Systematic Reviews 2016, Issue 4. Art. No.: CD007854. DOI: 10.1002/14651858.CD007854.pub3.
- 厚生労働省研究班監修「月経困難症」女性の健康推進室 ヘルスケアラボ. https://w-health.jp/monthly/dysmenorrhea/(2026年7月3日確認)
- 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会(共編)「産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2023」CQ305 機能性月経困難症の治療は? 2023年8月発行. https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00802/
監修:当院の鍼灸担当(はり師・きゅう師 国家資格保有)